股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

X-MEN:ファイナル ディシジョン

2006年09月24日 02時59分56秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2006年9月9日公開
監督 : ブレッド・ラトナー
出演 : ヒュー・ジャックマン,ハル・ベリー,ファムケ・ヤンセン,アンナ・パキン,イアン・マッケラン
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ミュータントを導くための学校エグゼビア・スクールの主催者、チャールズ・エグゼビアはグレイ家を訪ねる。両親は、一人娘ジーンが病気だと思い世間に隠していた。しかし、彼女は世界最高のミュータントパワーの持ち主のエグゼビアをはるかにしのぐ能力の持ち主だった。それから10年後。大企業ワージントン社の社長の息子、ウォーレンは、自分の背中に翼が生え始め、誰にも言えず悩んでいた。彼が自分の手で翼を切り落とし、手と体が血で染まっているのを父親に見られ、父親は息子がミュータントであると確信する。
大ヒット作、『X-MEN』シリーズがついにクライマックスを迎える。時間軸の描き方がこのシリーズのたまらない魅力だが、3作目もそれは健在。前作のラストでメンバーを洪水から救うために犠牲になったジーンの過去から始まるなど、オープニングからX-MENワールドにどっぷり嵌ってしまいそうだ。監督は、『ラッシュアワー2』のブレット・ラトナー。彼もこのシリーズですっかりヒットメーカーとなった。主演は、ヒュー・ジャクマン、ハル・ベリー、ファムケ・ヤンセンらの他、今後のハリウッドを担うティーンアクターを起用しているのにも注目。エレン・ペイジは、『ハード・キャンディー』でも難しい演技に挑戦しており、今後ブレイクの期待大だ。前作「X-MEN2」が予想以上に面白かったので今回も期待してました。2006年に全米で公開された実写作品としては現在までに「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」に続く興行収入を記録し、軽く2億ドルを突破しました。まぁ「パイレーツ…」が4億ドルも稼いでしまったため今作「X-MEN:ファイナル ディシジョン」は足元にも及ばないわけですが、それでも前作をかなり上回る興行収入なので大成功と言えるでしょうさて感想ですが、今回は人間vsミュータントという印象が強く出ていて“戦争”的なテーマで作られていて楽しめたと思います。主役のウルヴァリンよりストームの方が出番が多いような気がしましたが、実はストーム役のハル・ベリーは最初は本作を出演拒否したため監督が出演シーンを増やして、やっと出演OKしたそうですいやぁーアカデミー賞女優は一味違いますね(笑)まぁこれでハル・ベリーが出演しなかったら話が滅茶苦茶になってただろうから、製作側は何としてでも彼女を出演させようとしたんだろうけど…。
少し話が逸れましたが、肝心の内容の方の感想を言っていきます。まず最初に思う事は「こりゃあ前作2本を観ていないと絶対話分からないだろうな…」ってことです。本作はやはり最終章ってだけあって色んな話が混ざっているので前作を観ていないと混乱します。「X-MEN2」だけでも十分話は理解できるので観る人はパート2だけを観て予習することをおススメします♪CGは申し分ないくらい素晴らしい!橋を移動させるシーンなんて鳥肌たったもん(笑)しかし今回でミュータント達がどんどん死んでいくのは気になりました…。1人ぐらい死んでもいいけど、スコットやジーンまで殺さなくてもいいんじゃね??そして本作の一番の“最低評価シーン”はエンドロールの後の場面です!これは観た人じゃないと分かりませんが「何で最終章なのにあの終わり方なの!?」と思います。このエンドロールの後のシーンで5点以上評価は落ちましたよ…。たぶん自分の予想ではパート4もあるかと…。それにミュータントをキュアという薬で人間にしたがる政府の方々ですが、普通に考えたら他の国との戦争だって起きる可能性はあるんだし、そんな凄い能力を持ってるミュータント達を自国防衛のために使わずに人間にするとは考え難いのですが…(笑)

この作品の評価・・・・77点

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