製作年:2019年
製作国:イギリス/アメリカ/カナダ
日本公開:2019年11月29日
監督:アンドレア・ディ・ステファノ
出演:ジョエル・キナマン,ロザムンド・パイク,コモン,アナ・デ・アルマス
自由と引き換えにFBIの情報提供者になった模範囚のピート(ジョエル・キナマン)は、最後の仕事として麻薬組織に潜入し、そこのリーダーから刑務所内の麻薬取引を管理するよう命じられる。彼は自身や家族に危険が迫ると感じて組織から抜けたいとFBIに申し出るが、捜査を取り仕切るモンゴメリー(クライヴ・オーウェン)はそれを許さず逆に仮釈放の取り消しをちらつかせる。ピートはやむを得ず刑務所に戻って捜査を続けるが、その動きをニューヨーク市警がマークしていた。
アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレムの小説を原作にしたクライムサスペンス。FBIの情報提供者となった囚人に危機が待ち受ける。メガホンを取るのは、俳優としても活動している『エスコバル 楽園の掟』などのアンドレア・ディ・ステファノ。『ロボコップ』などのジョエル・キナマン、『プライベート・ウォー』などのロザムンド・パイクをはじめ、コモン、アナ・デ・アルマス、クライヴ・オーウェンらが出演する。
情報提供者になった囚人に迫りくる危機を描いたクライムサスペンス。緻密な計画を立てながらも、裏切られまくる主人公が可哀相でしたが、話としては盛り上がりそうで盛り上がらない展開でした。こういう主人公が嵌められて逃げる作品って結構よくある。FBI、NY市警、将軍…ちょっと組織や登場人物の関係性がややこしくて、結局誰が悪の親玉なのかが分かりづらい…。敵側の小者感が否めない。ピートの脱獄劇を期待したが意外とあっさり脱獄。タイトルにある“三秒間の死角”というのは後半のあの場面?タイトルにするほどの事ではないような。アクションシーンやスリリングな展開は良かったが、脚本が物足りなかったです。とりあえずピート役のジョエル・キナマンがイケメンってことは分かった。
この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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