股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

耳をすませば

2023年03月09日 12時30分41秒 | 映画評論マ行

製作年:2022年
製作国:日本
日本公開:2022年10月14日
監督:平川雄一朗
出演:清野菜名,松坂桃李,山田裕貴,内田理央,安原琉那,中川翼,田中圭,近藤正臣

映画『耳をすませば』公式サイト|2023年2月22日(水)ブルーレイ&DVD発売!

名作『耳をすませば』。10年後の二人の物語が、はじまる。

映画『耳をすませば』公式サイト|2023年2月22日(水)ブルーレイ&DVD発売!

 


本を読むことが好きな中学3年生の月島雫は、最悪な印象を抱いていたクラスメートの天沢聖司が懸命に自分の夢を追いかけている姿を目にして徐々に心惹(ひ)かれていく。対する聖司も彼女が小説家になるという夢を抱いているのを知って意識し始める。お互いに夢をかなえようと誓い合う二人だったが、それから10年が経って24歳になった雫(清野菜名)は出版社に勤めて児童小説を編集していた。いつしか小説家になるのを諦め、夢を追って海外で暮らす聖司(松坂桃李)との間に距離も生じていたが......。
スタジオジブリのアニメでも知られる柊あおいのベストセラー・コミックを原作にした青春ラブストーリー。それぞれに夢を追いながら惹(ひ)かれ合う少年少女の淡い恋模様を、その10年後の姿も交えながら映し出していく。メガホンを取るのは、『春待つ僕ら』『記憶屋 あなたを忘れない』などの平川雄一朗。『今日から俺は!!』シリーズなどの清野菜名、『新聞記者』『蜜蜂と遠雷』などの松坂桃李が主人公の男女を演じている。

言わずと知れたスタジオジブリの名作「耳をすませば」。10年後を描こうと決めた映画関係者の勇気をまず褒めたい。以前に観た実写版「魔女の宅急便」の完成度の酷さに衝撃を受けたせいか、本作は期待値ほぼゼロで鑑賞。そのおかげか、思っていたほど悪くはなく最後まで観ることが出来ました。まぁ色々とツッコミたいところはありましたが…。中学生時代の雫と整司のシーンもありましたが、やはりアニメと比べてしまうと“違う、そうじゃない”感が否めない。キュンキュンもしない。アニメではバイオリン弾いてたはずなのに実写版ではチェロになってた。なぜ?そして10年は長いよなぁ…雫もさすがに10年は待てないだろうなぁ…とアニメを観た時に思いましたが、まさか本当に10年待ってたとはビックリ!会話の内容からして本当に10年ぶりに会った感じ。ジブリだから許されるのであって、現実世界なら別れてそう。雫も聖司も大人になっても純粋さは忘れてはないと感じられたのは良かったのだけど、聖司もハッキリしない部分があったし、雫も勝手に部屋を出ていったくせに「別れてきた!」と言えるのが凄い。そして友人サラの「10年間の遠距離恋愛するなんて!」と何様だよ発言。恋敵サラはその後どうしたのかな?手紙をもらい、再び仕事を頑張り、ふと外を見ると聖司くんって…急すぎる展開!!
そして何故に劇中でカントリーロードを使わない。権利の問題?イタリアで翼をくださいじゃ感動するわけない。カントリーロードがあってこその「耳をすませば」なのに…。合唱コンクールを思い出しました。
「耳をすませば」の実写版と思わずに見れば、それなりに楽しめるラブストーリーかなと思います。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする