股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

そして、バトンは渡された

2022年04月27日 16時09分04秒 | 映画評論サ行

製作年:2021年
製作国:日本
日本公開:2021年10月29日
監督:前田哲
出演:永野芽郁,田中圭,岡田健史,稲垣来泉,石原さとみ,大森南朋,市村正親

映画『そして、バトンは渡された』

映画『そして、バトンは渡された』 大ヒット上映中!永野芽郁×田中圭×石原さとみ豪華キャストで、令和最大のベストセラーの感動作が映画化!

映画『そして、バトンは渡された』

 


血のつながらない親たちをたらい回しにさせられ、名字を4回も変えた森宮優子(永野芽郁)。いまは義父・森宮さん(田中圭)と二人暮らしをする彼女は、不安ばかりな将来のこと、うまくいかない恋や友人たちとの関係に悩みながら、卒業式で弾く「旅立ちの日に」のピアノの特訓に打ち込んでいた。やがて彼女の人生と運命は、かつて深い愛情を注いでいた娘みぃたんを残して姿を消した女性・梨花(石原さとみ)と不思議な形でつながる。
第16回本屋大賞で大賞を受賞した、瀬尾まいこの小説を原作にしたドラマ。血のつながらない親のもとで育った女性と、まな娘を残して失踪した女性の運命が意外な形で交錯していく。『老後の資金がありません!』などの前田哲がメガホンを取り、『いぬやしき』などの橋本裕志が脚本を担当。『君は月夜に光り輝く』などの永野芽郁、『mellow メロウ』などの田中圭、『忍びの国』などの石原さとみをはじめ、岡田健史、大森南朋、市村正親らが出演している。

血の繋がらない親に育てられた女性の世代を超えた運命を描いた物語。原作小説は未読です。優子とみぃたん。2人の女性の物語が同時進行で進んでいきますが、まぁ2つの物語が繋がるのは予想通りの展開でした。2人の母親に、3人の父親。たとえ血が繋がっていなくても愛情を持って育てることの絆の深さに感動しました。こんなに親がコロコロ変わっていたら不良少女になっていそうな気もするが、誰に対しても優しく対等に接することができる優子の性格が出来たのも、育ってきた環境や、出会ってきた人たちのおかげなのだろう。複雑な家庭環境ではあるものの、人の温かさを感じながら進む展開は観ていてとても気持ち良かったです。まぁ実際にこんな環境があったら、こんなに良い人ばかりじゃないとは思うけど(笑)でも生きるとは、周りに支えられて、周りから愛されてることなのだと改めて思いました。散りばめられた伏線の回収の仕方が見事!
最後の最後でこの映画のタイトルの意味が分かりました!バトンとは親子の愛のことでしたね。

久しぶりに「旅立ちの日に」を聴いて懐かしく思いました

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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