股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

モービウス

2022年04月05日 17時59分32秒 | 映画評論マ行

製作年:2021年
製作国:アメリカ
日本公開:2022年4月1日
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:ジャレッド・レトー,マット・スミス,アドリア・アルホナ

映画『モービウス』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

映画『モービウス』 大ヒット上映中 #モービウス

映画『モービウス』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

 


ノーベル賞に輝くほどの頭脳を誇り、数多くの患者の命を救ってきた医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レトー)。しかし、治療法のない血液の難病を幼いころから患っており、身体はやせ細り、松葉杖を使わなくては歩くことさえ難しかった。病が命をむしばんでいくと感じた彼は、コウモリから採取した血清を投与するという治療に懸けてみることに。その結果、病気は回復するが、超音波を発して周囲の状況を感知する能力や飛行能力を手にすると同時に、血液を激しく欲するようになってしまう。
マーベルのキャラクター、モービウスを主人公にしたアクション。コウモリの血清を用いて血液の難病を治療したために、肉体や能力が激しく変貌した彼の運命を描く。メガホンを取るのは『ライフ』などのダニエル・エスピノーサ。『ダラス・バイヤーズクラブ』などのジャレッド・レトー、『オフィシャル・シークレット』などのマット・スミスに加え、『スパイダーマン:ホームカミング』で敵のバルチャーを演じたマイケル・キートンが出演している。

スパイダーマンの宿敵の1人であるモービウスを主人公にしたダークヒーロー・アクション大作。コウモリの血清を体内に入れたことで超人的な能力を手に入れた天才医師の運命を描く。続編ありきで作られていて、本作は怪物モービウスついての自己紹介のような仕上がりになっています。ジャレッド・レトがガリガリになったりマッチョになったり、徹底した役作りが凄い!!ホラー的要素、グロ要素、スピード感、スローモーションの場面など、最後まで楽しめました。変身するシーンであったり、顔の表情の変化であったり、最新の映像技術を駆使した演出は良かったのですが、ストーリーは普通。本当に可もなく不可もなく。というか何かの映画で観たことがあるようなシーンばかりで、今までのマーベル作品でもこんなシーンあったなと感じまくり。予想通りすぎる展開が続くので、ある意味ビックリました(笑)マーベル関連の映画にしては短めの約100分の上映時間はお尻が痛くならなくて助かるのですが、キャラクターの背景であったり、登場人物たちの関係性をもっと深堀りしてほしかったです。特にマイロとモービウスの関係性は幼少期から細かく説明が欲しかった。最後は大量のアレが助けに来るっていうオチも捻りが無いなぁ。それから画面が暗いのでアクションシーンで何をしているのか見えづらい場面もありました。でも分かりやすい話ではあるので、今までのマーベル映画を観てこなかった人でも楽しめると思います。次回作ではスパイダーマンやヴェノムと、どう絡んでくるのかが気になるところ。でもまた新しいシリーズが始まるのかと思うと、考えただけで疲れます(笑)
刑務所に突如現れたおじさんは誰ですか!?

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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