製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年9月20日
監督:ゲイリー・ドーベルマン
出演:マッケナ・グレイス,マディソン・アイズマン,ケイティ・サリフ
映画『アナベル 死霊博物館』オフィシャルサイト
超常現象研究家のウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ)は、呪われた品々を自宅の地下にある保管室で厳重に保管していた。しかし一晩留守にする間、娘のジュディ(マッケナ・グレイス)の面倒を見るため家にやってきた少女が保管室に入り、呪いの人形アナベルを外に出してしまう。そして封印を解かれたアナベルの力によって、展示物に死霊がとりつく。
『死霊館』シリーズのスピンオフ第3弾。超常現象研究家夫妻の家で保管されていた呪いの人形アナベルの封印が解かれる。ウォーレン夫妻をおなじみのパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガ、彼らの娘を『gifted/ギフテッド』などのマッケナ・グレイスが演じる。シリーズに携ってきたジェームズ・ワンが製作を務め、『アナベル』シリーズの脚本を担当してきたゲイリー・ドーベルマンがメガホンを取った。
死霊館シリーズのスピンオフ第3弾。トータルではシリーズ7作目となる本作。今回もアナベルの怨念が少女たちに襲い掛かります。ここまでシリーズ化させたことは素直に評価できますが、もはやネタ切れ感が否めない。特に本作はシリーズの中でも地味に感じました。屋敷でお留守番をしている少女たちの1人が、“入るなよ~、開けるなよ~、触るなよ~”と言われているにもかかわらず、ダチョウ倶楽部のネタのように封印されたアナベルを外に出してしまったことから恐怖が始まります。怖い演出は今までのシリーズで観たことがあるようなものばかり。前作のラ・ヨローナのような恐怖の象徴のようなキャラクターもいないため、超常現象に悩まされているだけで怖さは弱め。狼男みたいなのが出てきましたが、ギターで叩いたら消えるって強いのか弱いのかよく分からなかった(笑)
やっぱりこのシリーズはウォーレン夫妻と悪魔との戦いが観たいのだが、最初と最後だけ登場するだけ。可愛い女の子たちだけ画的に弱い。きゃーきゃー言ってるだけのお化け屋敷ムービーでした。
この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)