股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

女神の見えざる手

2018年05月06日 17時02分21秒 | 映画評論マ行
製作年:2016年
製作国:フランス/アメリカ
日本公開:2017年10月20日
監督:ジョン・マッデン
出演:ジェシカ・チャステイン,マーク・ストロング,ググ・ンバータ=ロー
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敏腕ロビイスト、エリザベス・スローンは、銃所持を後押しする仕事を断って、大会社から銃規制派の小さな会社に移る。卓越したアイデアと決断力で、困難と思われていた仕事がうまくいく可能性が見えてきたが、彼女のプライベートが暴露され、さらに思いも寄らぬ事件が起こり……。
巧妙な戦略を駆使して政治を陰で動かすロビイストを描いた社会派サスペンス。敏腕ロビイストを、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインが熱演し第74回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門女優賞にノミネートされた。『シャーロック・ホームズ』や『キングスマン』シリーズなどのマーク・ストロング、ベテランのジョン・リスゴーらが共演。『恋におちたシェイクスピア』などのジョン・マッデンが監督を務めた。

銃社会のアメリカで銃規制を巧妙な戦略で実現させようとする女性ロビイストを描いたサスペンス。日本人にはあまりピンとこない銃規制というテーマだが、アメリカでは毎年多くの銃乱射事件が起きており、罪のない人々が命を落としているのが現状。主人公エリザベス・スローンは行動力、決断力、洞察力、全てがカッコいいと見えてしまうほどの魅力的な人物です。時には冷酷すぎるほどの行動は周囲の人間たちを困らせ、彼女の元から離れていく人もいた。それでも人を信じることなく、自分の信念を貫き通す姿はやはりカッコいい。正義のために戦える勇気があれば世の中はいつかきっと変えられると思う。彼女を演じたジェシカ・チャステインの演技は見応え十分です!弱みを見せない事がスローンの生き方なのだろうが、それでも最後に見せた素直な選択に少しホッとしました。スピード感があって楽しめた。緻密でよくできた作品なので一度観ただけじゃ全てを理解するのは難しいかも。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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