股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

キツツキと雨

2012年07月14日 13時32分55秒 | 映画評論カ行
製作年:2011年
製作国:日本
2012年2月11日公開
監督:沖田修一
出演:役所広司,小栗旬,高良健吾,臼田あさ美,伊武雅刀,山崎努
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人里離れた山間の村。木こりの岸克彦は、早朝から仲間と山林に入り、木々を伐採して生計を立てていた。妻に先立たれ、今は息子の浩一と2人暮らし。定職に就かずにふらふらしている浩一に、克彦は憤りを覚えていた。妻の三回忌はもうすぐ。ある朝、田舎道を行く克彦は、車が溝にはまって立ち往生している2人を発見する。ゾンビ映画の撮影にやってきた映画監督の田辺幸一と鳥居だった。なりゆきから、2人を撮影現場まで案内することになった克彦は、そのままゾンビのメイクでエキストラ出演する羽目になる。
『南極料理人』の沖田修一が監督を務めるヒューマン・ドラマ。下界から離れた山村で、木々を相手に仕事をする木こりの男と、人生の迷子になりかけている新人映画監督との心の交流を描く。子供の頃、父が買ったビデオカメラがきっかけで映画に夢中になり、老舗旅館を継がず監督になった幸一。「父は後悔しているかも」という幸一に、克彦は「自分が買ったビデオが息子の人生を変えたなんて、大喜びしてるよ」と励ますのだった。出演は、役所広司、小栗旬、高良健吾、臼田あさ美他。

木こりと、気弱な映画監督。一見すると交わりそうにない二人が出会うことで、予想外の物語は進んでいきます。役所広司のゾンビ姿が面白かったです♪爆笑するほどではないけれど、所々でくすくすと笑えるシーンがあります。映画製作の裏側も見ることが出来るので「映画作るって大変なんだなぁ」と改めて思ってしまいます。でも監督の権限って絶対だと思うのだけど、頼りなさすぎる田辺が何故監督になれるのかが最後まで分かりませんでした。凄い才能があるわけでもなさそうだし、裏でスポンサーが付いてるとか?(笑)一度は現場を逃げようとまでした監督にスタッフが付いていく理由が分かりません。
まぁ予想できるラストなので新鮮さが足りなかったかな。役者陣の演技は上手いけれど、ほのぼのし過ぎて刺激が足りない。ほのぼので129分もたせるのはキツい…。

この作品の評価・・・・65点
コメント
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