股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

2009年07月28日 18時53分22秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2009年3月27日公開
監督 : デヴィッド・フランケル
出演 : オーウェン・ウィルソン,ジェニファー・アニストン,エリック・デイン
official site

新聞のコラムニストをしている新婚夫婦のジョンとジェニーは、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。そして、やって来たのがマーリーだ。ところが彼は、手に負えないほどにやんちゃなだった!ほかの犬や飼い主に飛びかかり、顔中をヨダレまみれにする。雷にパニクる。家具を噛みちぎり、何でもかんでも食べたがる。おかげでジョンは、マーリーのうんちにまみれるハメに…。訓練学校でもサジを投げられ、お払い箱にされる始末。やがて子供たちに恵まれた家族は、そんなマーリーに手を焼きながらも、人生の喜びを味わい、そしてかけがえのない日々を過ごしていく…。
愛犬を通して結婚や家庭生活をめぐる普遍的なテーマを描き出し、世界中の人々に熱い共感を呼び起こしたジョン・グローガンの大ベストセラーエッセイを完全映画化。監督は『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル。ラブラドール・レトリバーのマーリーとかけがえのない人生を共にする夫妻を、『ズーランダー』『シャンハイ・ナイト』のオーウェン・ウィルソンと、TVシリーズ「フレンズ」や『グッド・ガール』のジェニファー・アニストンが演じている。

動物モノだと、それだけでもうウルウルしちゃうからズルいよなー。ストーリーはよくある動物映画です。マーリーのおバカ過ぎるほどのヤンチャな姿に前半は笑えますが、後半にいくにつれてお決まりの展開になっていきます。自分は犬を飼ったことがないので飼い主の気持ちはよく分かりませんが、犬も家族の一員として大切な存在だと感じました。楽しい時も辛い時もマーリーが傍にいてくれた。時には厄介者扱いされることもあったけど、大切な家族なんだよね。ベッドで犬と寝る生活にちょっと憧れました(笑)分かっていながらもラストシーンや、マーリーを車で病人に連れて行くところでウルウルしてしまった
ただ、中盤の中弛みが少々気になりました。マーリーと関係ない話までちょくちょく入ってきたので、なんだか感情移入しにくかったです。

この作品の評価・・・・73点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェ 28歳の革命

2009年07月28日 01時41分49秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2008年
製作国 : スペイン=フランス=アメリカ
2009年1月10日公開
監督 : スティーヴン・ソダーバーグ
出演 : ベニチオ・デル・トロ,デミアン・ビチル,サンティアゴ・カブレラ
official site

1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のエルネスト(チェ)・ゲバラは、放浪中のメキシコでフィデル・カストロと運命的な出会いを果たす。キューバの革命を画策するカストロに共感を覚えたチェは、わずか82人で海を渡り、キューバ政府軍と戦うというカストロの作戦に同意し、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる。チェという愛称で呼ばれ、軍医としてゲリラ戦に参加したチェ・ゲバラは、女性と子供には愛情を持って接するのだった……。
“20世紀最大のカリスマ”という評価が世界のスタンダードになっている感のあるキューバ革命の英雄チェ・ゲバラ。『トラフィック』や「オーシャンズ」シリーズで知られるスティーヴン・ソダーバーグが、彼の波乱に満ちた39年の人生を描く“生”と“死”の2部作。その第1部で語られるのは、本気で世界を変えようとした男の熱き“生”。若き日のゲバラがフィデル・カストロと出会い、革命を成し遂げるまでと、彼が革命後に国連総会に出席し、演説を行った日々を描いている。理想とヒロイズムの象徴であるチェを、全身全霊で演じたベニチオ・デル・トロの熱演(カンヌ映画祭男優賞を受賞)が最大の見どころだ。

チェ・ゲバラという人物をこの映画で初めて知りました。カリスマと呼ばれた人間らしく、確かに映画を観ていても、その行動力や決断力には驚きでした。理想と現実の両面を持ち続けたチェは勝利のためには理想だけでは勝てないと分かっていたと思います。民衆の支持を得るからこそ勝利があると。そして厳しい規則や処罰があるからこそ勝利があると。キューバ革命を勝利に導いた人間の偉大さを感じました。
しかし自分の勉強不足かもしれないが、理解しづらい点も幾つか…。そのせいで十分には楽しめませんでした娯楽のために作られた作品ではなく、チェという人間の生涯を描いた事実をそのまま描いた作品です。観る方はぜひ鑑賞前にキューバ革命やチェ・ゲバラについて予習したおいた方が良いと思います♪

ベニチオ・デル・トロの演技には圧倒されます!

この作品の評価・・・・70点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする