股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

2009年02月22日 15時05分01秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ=イギリス
2009年1月24日公開
監督 : サム・メンデス
出演 : レオナルド・ディカプリオ,ケイト・ウィンスレット,キャシー・ベイツ
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1950年代のアメリカ、コネチカット州。フランクとエイプリルのウィーラー夫妻は、閑静な住宅街に暮らし、子供にも恵まれた理想のカップル。しかし、甘い新婚時代の暮らしも次第に色あせていく。演劇志向のエイプリルは地元の劇団の舞台に立つが、芝居の出来が悪く夫婦で口論に。一方フランクは、しがないセールスマンの仕事にやるせない不満を感じていた。そんな時エイプリルが提案する。「みんなで、パリで暮らしましょう」と…。
L・ディカプリオとK・ウィンスレットが『タイタニック』以来11年ぶりの共演を果たした本作。不世出の天才作家、リチャード・イエーツが61年に発表した処女小説を、『アメリカン・ビューティー』でオスカーに輝いたサム・メンデス監督の手により映画化。傍目には理想の夫婦に見えるカップルが、それぞれに理想と現実のギャップに悩み、葛藤し、立ちはだかる問題に阻まれながらも、愛と夢を守ろうと苦悩する姿が描かれる。メンデス監督は『アメリカン・ビューティー』同様に、眩いまでの陽の光のもとに、郊外に住む家族の抱える空虚さと絶望を描いているが、もがき苦しむ若夫婦の姿は、50年代のアメリカが進んだ道を暗示しているかのようでもある。

なんやかんや起きて結局ラストはハッピーエンドなんだろ?という予想をしていましたが、まぁそうでもなかった(笑)右下がりの夫婦の人生って感じですね。一見すると自分勝手な夫婦の話のようにも見えますが、その崩れていく夫婦生活が中心の話かなと思います。恋愛と結婚、この映画を観ると違うんだなと思います。結婚は男女2人が共に生活していく人生そのもの。「仕事」と「家族」、そして「夢」と「現実」どちらを取るのが正しいのだろうか…。この主人公2人には「離婚」という文字が頭にないのだと思います。だからこそ、この現状を打破しようともがきしみ、お互いを傷付け合ってします別れればいいのに…と思ってしまうのは自分だけだろうか?まぁ結婚生活を経験していないから、そう思ってしまうのだけど…ラストのシーンは衝撃的です!これが夫婦の最後なのかと思うとゾっとしました展開があまりないので良かったとは言えませんが、ちょっと可愛そうで怖い作品でした

この作品の評価・・・・74点
コメント
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