股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ブラインドネス

2009年02月08日 02時10分51秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本=ブラジル=カナダ
2008年11月22日公開
監督 : フェルナンド・メイレレス
出演 : ジュリアン・ムーア,マーク・ラファロ,伊勢谷友介,木村佳乃
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とある都会の街角。日本人の男が運転する車が交差点で立ち往生していた。突然目の前が真っ白になり、完全に視力を失っていたのだ。親切な男に助けられ家まで送り届けられるが、そのまま車を持ち去られてしまう。男は妻に付き添われ病院に。医者は、眼球に異常はなく原因はわからないと告げるが、各地では失明者が続出していた。車泥棒も、そして、診察した医者までも。驚異的なスピードで“ブラインドネス”は感染していった…。
第61回カンヌ国際映画祭でオープニングを飾ると共に、コンペ部門にも出品された話題作。ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説「白の闇」を映画化した心理パニック・サスペンス。伝染病の蔓延によって突如失明していく。それも驚異的な感染力で―。伝染病の恐怖にさらされる現代社会を象徴しているかのようでもある。ジュリアン・ムーアやマーク・ラファロ、ガエル・ガルシア・ベルナルといった実力派俳優に加え、日本から伊勢谷友介と木村佳乃が参加し、重要な役を演じている。監督は『シティ・オブ・ゴッド』、『ナイロビの蜂』で絶賛を浴びたフェルナンド・メイレレス。人間の深層に潜む暴力性を浮き彫りにする映像力は見応えがある。

原因不明の伝染病が世界中に蔓延する……感染列島っぽいな?(笑)
期待してましたが、いやぁつまらんかったです2時間の割には話が全然進んでなくて、展開も少しだけ…。一応はハッピーエンド的な終わり方にはなっていますが、伝染病の原因や1人だけ感染しない理由も描かれてなくて「見えなくなりました→見えるようになりました」簡単に言えばこれだけの展開です(笑)これじゃあ死んでいった人が報われないよー!まぁ「感染列島」の時と同じように、“人はこういう事態にどうなるか”っていう恐怖感は描かれていたと思います。街では暴動が起き、食料の奪い合い。食料を渡す代わりに女をよこせという男の考えは、実際に起きそうな気がしますね見えてるのに見えない物、見えないのに見える物。人間の愚かさは伝わってきました

潔癖症の方は観ない方がいいと思います。

この作品の評価・・・・65点
コメント
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