股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ

2006年11月09日 00時41分23秒 | 映画評論ナ行
製作年 : 2005年
製作国 : イギリス
2006年4月15日公開
監督 : カーク・ジョーンズ
出演 : エマ・トンプソン,コリン・ファース,ケリー・マクドナルド
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葬儀社につとめるブラウン氏は、その日、家から呼び出されて、あわてて家に帰った。家で留守番をしているやんちゃな7人の子供たちがいたずらをしたため、新しいナニーが逃げ出したのだ。1年前にブラウン氏の妻が他界してから、17人ものナニーがやってきたが、みんな子供たちの悪さに根を上げ、すぐにやめる。家では長男のサイモンをはじめ、クリッシュー、トーラ、リリー、エリック、セバスチャン、それに赤ん坊のアギーまで暴れていたが、そんな子供たちを前にしてブラウン氏はすっかり頭をかかえる。子供たちの面倒をみてくれるいいナニーはいないだろうか?妻の親戚で、横柄なアデレード伯母から養育費の補助を受けてきたが、彼が1ヶ月以内に再婚しないと、それを打ち切ると言い出したのだ…。
今回の映画で主人公のナニーをユーモラスに演じ、脚本まで手がけたのが、イギリス映画界を代表する人気女優エマ・トンプソンだ。これまで2度のオスカー像を手にした才女であるが、そんな彼女が今回の原作として選んだのが、イギリスの人気作家クリスチアナ・ブランドの児童書「ふしぎなマチルダばあや」だった。この原作を大人も楽しめる上質のファンタジーにするため、彼女は大胆な創作も加えて脚色し、主人公も自ら演じることになった。だんご鼻にそりかえった眉、大きなイボとおかしな歯。そんな奇妙な容貌の魔法使いの役を楽しそうに演じて、新しい魅力を見せる。
久しぶりにファンタジー作品を鑑賞しました。エマ・トンプソン扮するナニーマクフィーが最初と最後で別人のように顔が変わってしまってたのには驚きました。内容については、ファンタジー作品ってだけあって子供が観ても分かりやすい作品だと思います。映画では有りがちな悪ガキが出てきますが、現代社会にもある親子関係がテーマになっていますしかしこの作品に出てくる父親は結構な無責任な人です“子供が大事なんだ”と言ってるくせに子供たちの事は全て家政婦にお任せ…。父親らしさは感じられませんでしたそれに厄介な事件が起きるとすぐに魔法で解決♪っていう流れになってるので子供たちだけで力を合わせて解決するっていう大事な要素が欠けていましたよ。終わり方も、家政婦は父親のことが本気で好きなのか??って疑問に思うぐらい無理矢理な終わり方だった気がします。魔法に頼らずにもう少し父親と子供たちが向き合って話す場面が欲しかったです。ラストで家政婦がウェディング姿になるシーンも誰もあんな変身して疑問に思わないのかよ!!とツッコミたくなりました(笑)

この作品の評価・・・・70点
コメント
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