自分が演奏している時と収録再生の音の聞こえ方の違いにとまどっています。
パンフルート工房付近風景。 演奏収録に使っているビデオカメラ。
パンフルートを演奏するとき演奏者の耳には自分が発生させている音に包まれてそれを確認しながら次に進んでい
ます。
演奏者の口元で作られた音の波長はすぐそばの自身の耳に一番先に飛び込んでくるのです。
自分が能動的に出している音ゆえにこれでOKと判断していきます。
ところが収録用のマイクの位置はすこし離れた位置にあり演奏者の耳元とは違った聞こえ方がしているようです。
収録テープを再生してみるとしょぼい初老のおっさんが(この部分はどうもあがらいようのない事実であります)ボソ
ボソと張りのない音を出しているのです。
収録機械の性能にもよるのでしょうが「この落差はなんだ!」と愕然とします。
生演奏の時の演奏会場ではパンフルート奏者と聴衆の間にはもっと距離がありもっと違う音が届いているのではないか
と気になります。
再生音声を何度も聞いては問題点を修正しまた再生音声で確認をするといった作業を行っていますが1つ1つの音を
立ち上がりから消えて行くまでていねいに扱う姿勢とか、これまでとは違った演奏形態が求められています。
パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854または 香原 良彦
までどうぞ。広島パンフルート愛好会教室へもどうぞ。nakamura@an-pan.org
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