この素材よりパンフルート管の寸切り寸法を一回り小さく変えました。
新基準のパンフルート管寸切り表 パンフルート管煮付け用大釜とバス管用の超大釜
当パンフルート工房で製作されてきたパンフルートは製作当初から今日まで不変なものではなくその時折の情報とか
技術とかで何回か変化してきました。
今回はコーネル・パナさんの指導を受け入れて寸法を見直してみました
形を変える場合はいままでの形を否定して新たな道に進んで行くわけであるからそこには大きな目的や意義がなくては
なりません。
また新しい道の到達する地点を思い描いてそれに向かって進めて行く計画性も必要です。
今回の変化は竹管の径を小さくして(特に高音部の管)音程の安定化をはかることにあります。
また全体を見ると各管の径が小さくなることで楽器がコンパクトになります。
形を変える場合はまず寸切り表の数値の検討から始まります。
現行の数値と現物を参考に新しい数値を決めて行きます。
決まったら表に沿って竹管を寸切りしていきます。
パンフルート購入・修理などの問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。