親戚から訃報が届き、香典を郵送するため、郵便局に出かけた。
「燕が孵りましたよ、4羽、いそうです」
局員のKさんが、入り口を指さして言われた。
私は不審に思った。
前回、局に行ったときには、入り口に、巣づくり用の板が取り付けてなかったからだ。
それなのに燕がいる?
私の訝る様子をみて、
「裏の電線で、鳴きやまぬ燕がいたんです」
と、言葉少なにKさんが言われた。
昨年の燕が帰ってきたのだろうか。そして、<わが家はどうなったんだ!?>と、哀訴し続けたのだろうか。
局の人たちは、その燕に憐憫の情を覚え、昨年同様、巣づくりの板を取り付けられたらしい。
早速、燕は巣をかけ、雛を孵したのだ。
巣のなかの雛を見上げていると、局の女性職員が、小さな脚立を持って来てくださった。
「上がってみてください。支えていますから…」
と、勧められたが、脚立に上がるのは怖かった。
一旦は試みたものの足元があやしく、シャッターを押せそうにもなくて諦めた。
局員と一緒に、雛のいる巣を見上げた。
まだ幼い雛だ。
初めは親を待ち顔に首を伸ばしていた子燕が、急に身を潜めた。
私たちを警戒しているらしかった。
「親燕が電線にいます」
局員に言われてみると、一羽の親鳥が、落ち着きなげに様子を伺っていた。
私たちがじっと息を潜めていると、親は安心したのか、旋回して巣に止まった。(写真)
子燕の二羽が大きく口を開いた。が、賑やかなに餌をねだる声がない。
小さすぎて、まだ声が出ないのだろうか?
私たちを警戒し、声を潜めていたのだろうか?
何となく不安を覚えた。
しかし、誕生にはすべて希望である、そんなことを思いながら、帰途に着いた。
「燕が孵りましたよ、4羽、いそうです」
局員のKさんが、入り口を指さして言われた。
私は不審に思った。
前回、局に行ったときには、入り口に、巣づくり用の板が取り付けてなかったからだ。
それなのに燕がいる?
私の訝る様子をみて、
「裏の電線で、鳴きやまぬ燕がいたんです」
と、言葉少なにKさんが言われた。
昨年の燕が帰ってきたのだろうか。そして、<わが家はどうなったんだ!?>と、哀訴し続けたのだろうか。
局の人たちは、その燕に憐憫の情を覚え、昨年同様、巣づくりの板を取り付けられたらしい。
早速、燕は巣をかけ、雛を孵したのだ。
巣のなかの雛を見上げていると、局の女性職員が、小さな脚立を持って来てくださった。
「上がってみてください。支えていますから…」
と、勧められたが、脚立に上がるのは怖かった。
一旦は試みたものの足元があやしく、シャッターを押せそうにもなくて諦めた。
局員と一緒に、雛のいる巣を見上げた。
まだ幼い雛だ。
初めは親を待ち顔に首を伸ばしていた子燕が、急に身を潜めた。
私たちを警戒しているらしかった。
「親燕が電線にいます」
局員に言われてみると、一羽の親鳥が、落ち着きなげに様子を伺っていた。
私たちがじっと息を潜めていると、親は安心したのか、旋回して巣に止まった。(写真)
子燕の二羽が大きく口を開いた。が、賑やかなに餌をねだる声がない。
小さすぎて、まだ声が出ないのだろうか?
私たちを警戒し、声を潜めていたのだろうか?
何となく不安を覚えた。
しかし、誕生にはすべて希望である、そんなことを思いながら、帰途に着いた。
梅雨の曇り空のため、6月は、お月見に恵まれませんでした。こちら、13夜あたりから月影を見られなくなりました。
月を待つ思いの強さは、年々深まります。なんだか不思議です。
お月様への関心は、個人差のあることでしょうね。
植物の種蒔きについて、細やかな知識を伝授していただき、ありがとうございました。私は、やや大雑把過ぎるところがあり、愛情不足だなと、反省しました。
妹からもらった朝顔は、順調に育っています。
西の方では大雨と言う事ですが、こちらは降らない日も多く、昨晩もかすかににじんでまん丸な月が見えました。
今夜は、もっと晴れなさそうなお天気で、月の姿は多分見えないのでは・・
月の影を見るたびに、こちらのブログを想います。
朝顔の種まきの事、芽が出ないと言うのは不思議な事ですね。
芽が出るまでは土を乾かさないように、途中で水遣りなどしないで乾かさないようにする。
新聞紙一枚くらい遮光するとよろしい。
上からジャージャー水をやると、種が踊ってしまいまずいです。
芽が出るまで、少し水を張った容器の中に鉢を入れておくと、ナメクジ害も防げます。水も適当に吸い上げます。