ガラス板に舞い落ちる雪の結晶

2019-02-19 20:46:23 | 雪の結晶撮影
連なる雪の結晶

 今日は久しぶりに雪が舞った。 しかし一枚も写真は撮らなかった。 何しろ最初は氷雨、 次いでぼたん雪、最後には雨に戻って、 今は曇り空。 最初から気温は0℃前後と気温の高い一日で、 撮影には不適な日だとは予想されていたのだから仕方ない。

 と言う訳で、 今日も撮影済みの写真の整理も兼ねて、 「ガラス板に舞い落ちる雪の結晶」 なるタイトルで記事を書くこととした。

 降雪の中にガラス板を出して置くと、 時間と共に板の上に沢山の雪が並びます。 写真撮影に望ましいのは結晶の一つひとつがバラけた状態で並んでくれること。 長時間ガラス板を露出すれば、舞い落ちる雪が重なり合ってしまうのは理の当然。 じゃあ短時間の露出にすれば事は済むか? そうはいかない事が多々あるのです。 いわゆる「ぼたん雪」の時なんか多数の雪が絡み合い、 今日の降雪で見られたその中で大きい物は、合体して500円玉サイズになっていた。

 まあ、 そこまで巨大にならなくても、普通にいくつもの結晶が重なり、時には連なって落ちて来る事の方が多いんじゃないかと想えてしまうのです。


重なり合って落ちて来た雪の結晶


運が良ければこんな風に単独の結晶にも出会えます。


 本当に条件の良い時には1枚いち枚がハラリ・ハラリと舞い落ちる時も有るのですが、 その様な条件に巡り会えるのは数少ないチャンスです。 雪の写真撮影を始めた最初の時期に、 そんな好条件に出会えた事も有りました。 長野県白馬村の佐野坂での事でした。 その日はヤナバの山荘に到着した初日、 「よしよし、 今夜は草臥れたから、明日また撮れば良し!」 そう考えて撮影を切り上げてしまいました。 その後何度も佐野坂通いをしましたが、 同じ様な好条件には巡り会えて居ません。 今では 「一期一会」 そんな気持ちで出会いのチャンスを生かさなければ・・・ との想いを強くしています。
コメント