何十年ぶりかにアカギレが発生@草津

2019-02-23 22:31:48 | 草津生活
 草津に滞在中の事、 足のかかとの皮膚が縦に裂けて赤い真皮が顔を覗かせる痛いアカギレになってしまった。

 アカギレなんて日本中が貧乏だった僕の子供時代なんて冬の時期の年中行事みたいなものだったが、 昭和30年代(つまり中学校時代)以降にはアカギレの記憶がほとんど無くなった。

 それが2月初めから草津生活を続ける中で、 左足のかかと部分の皮膚にアカギレが出来て痛い思いをしてしまったのです。

 アカギレ発生の原因の推定ですが、 まずは老年になって皮膚には脂質が不足気味の身体になっている事。 その上酸性度の高い、 pH2 と称される草津の湯にほぼ毎日入っていた事が原因だと考えています。

 温泉に浸った身体は表面が完全に脱脂された状態を引き起こします。 かなり強度の「カサカサ肌」になっていたのです。 それはユニクロの肌着・「極暖・ネイビーブルー」の表面に皮膚が剥がれ落ちた白っぽい粉の様な物が多量に付着するようになっていたので判っていました。

 それは「まあそんな物だろう・・・」 とたかをくくっていたのだが、 数日後には昼食がてらの散歩に出ると靴の中のかかとに痛みを感じる様になって来た。 それも最初は靴の中に何かゴミでも入ったためか? と無視していたのだが、 日毎に痛みが増す感じがする。 そこである日、 雪の撮影に使うための虫眼鏡を使って「トゲみたいな物が刺さっていないか?」 観察してみた結果、踵部分に7mmほどの縦の裂け目が生じているのを発見したのです。

 「そんな傷口がある状態で酸性度の高い温泉に入るのは状態を悪くするだけ」と判断して、 温泉に入りに行くのは止めました。 そしてYHの管理人さんに相談してみたところ、 「僕もアカギレになるんですよ」、「なってしまった時には保湿用のクリームをたっぷり塗って、 サランラップみたいな物で全体を包んで置くと治ります」 そんな話を聞かせてくれた。

 日常的にハンドクリーム的な物は使用していない僕。  管理人さんから調理室に置いてあった「緑色のケースに入ったアロエ成分が入ったクリームを使ってみたら」と勧められ、 ガサガサ肌になってしまって居た踵の皮膚にたっぷりと塗り込んで、 大きく切ったラップフィルムでクリームを塗った部分をくるみました。 そうでもしないと寝具のシーツなどがべたべたしちゃいますからね。

 そんな対処を3日ほど続けると、 アカギレで裂けた皮膚は回復し、 痛みを感じなくなりました。 「目出度しめでたし!」、 一見落着しました。
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