試料ステージ(ガラス)に載せた雪の変形

2019-02-18 12:50:53 | 草津生活
 8号機・試料ステージ(ガラス板200x300x3t)上の雪の融解

 「関東地方は3月並の気温となる」 そんな気象情報とおりに、ここ草津でも強い日差しで暖かな陽気になってしまった。 当然雪なんか降っては来ない。 そこで仕方なく、 今までに撮影した写真で従来の7号機用試料ステージに乗せた雪の結晶の融解の様子と8号機用試料ステージに乗せた雪の融解状況を見ていただける様にGIF動画を作って見ました。 降る雪は核となる小さな雪の赤ちゃん状態から周囲の環境に影響を受けながら成長して大きくなり、 地上に舞い落ちてくる。 それを撮影のための試料ステージに乗せた途端に融解して形を縮めて小さくなる運命が待っている。

 Top写真は7号機のステージと比較すると分厚い3mmのガラス板を試料ステージとして使用している。 動画作成に使用した2つの写真は背景画像を変更して撮影に臨んだ際の物で、 時間差はおよそ30秒程だったと記憶する。 本来なら正確な撮影時の時間が秒単位まで付随情報として記録されるのだが、 この時にはなぜかカメラのタイムスタンプがクリアされてしまって、 日時の情報が失われてしまっていたのでした。 いずれにせよ、 時間経過と共にくっきり感のある形状が型崩れして行く様子を見ていただけるでしょう。



7号機・試料ステージ(ガラス板20x20x0.2t)上の雪の融解


 この写真は正確なタイムスタンプが記録されていて、 3枚の写真の時間差は25秒間隔でシャッターが切られている事が確認出来ています。

 つまり、 「舞い落ちる雪の結晶を如何にに素早くカメラレンズの視野に収め、 フォーカスを合わせ、 シャッターを切れるか?」 それがシャッキリ感のある雪の結晶の撮影に重要な事だと判ろうろ言うものです。
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