後悔気味の炬燵購入

2011-12-02 11:19:24 | タナカ君的日常
 やせ我慢して暖房器具を使わない生活に耐えてきたが、一昨日から気温が急降下、昨日は引き続く低音に耐えかねて炬燵の梱包を解いた。 その作業中に白熱電球のフィラメントが切れた時の様な渇いた「チャラ・シャラ音」が聞こえてきた。 我が家の炬燵はラグビーボールを更に細くしたような形状で赤い色ガラスで作られた電球タイプのヒーターが組み込まれた旧式の物ですので、その電球が切れたとしたら、暖房器具の役目をしてくれません。 やはりヒーター部分は断線しちゃっていたようです。 プラグをコンセントに差し込んでスイッチをONしても赤い光が点灯しない。 寿命です 「チーーン・・・」。 

 「こたつを買いに行きましょう」そう妻が言って呉れたので、車で早速ケーズデンキのお店に直行。 電気カーペットのヒーターを熱源にした様な面発熱タイプの型落ち品を値切って購入してきました。 

 そして壊れた炬燵は木質部分と金属部分に分け、ゴミとして処分できるような状態に分解しました(Top写真がそれです)。 永く使って居たなと思いながら分解していたら木質部分に830903の捺印が見えたから、多分1983年の製品で、きっと僕達はその年の暮れに購入して、以来28年間使い続けてきたのでしょう。

 ところで新しく購入した炬燵、「華芝(かしば)ジャパン株式会社」なんて一瞬「東芝」と間違いそうな文字で表記された会社の中国製品。 1万6千円レベルの当初値付けの型落ち展示品が1万4千円台で並べてあったのを、最終的に1万1千円で購入したのです。 家に持ち帰ってから早速組み立てて使用してみた。 温度コントロールはスライダーボリュームで行うタイプで、想像するに、トライアックみたいな素子でヒーターへの電力制御をしていると思われる。 そんな制御部分は厚さ2cm弱のプラスチックケースでカバーされて取り付けられているのだが... 制御部カバー表面を触ると少し温度が高めに感じる。  発熱体のヒーター部分の温度は40°C前後なのに対して、 それよりも高めの温度に感じる。 カバーを外して中にある制御素子を直接触ったら、もっと高い温度になっていることでしょう。 最近購入した電気製品の寿命には、僕の残り寿命と同程度の年月を期待しているのだが、 こんな状態の製品では、短期間で寿命が尽きるかな? と安さに負けて中国製品の購入に踏み切った事を「安物買いだったか?!」と少し後悔気味の気分になっている。
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