囲碁の対局場所

2011-12-09 07:35:43 | タナカ君的日常
 囲碁の対局で公民館のスペースを利用する場合、2ヶ月前の月末に行われる予約手続きを経て部屋を確保しないとなりません。 ところが時には利用を希望するグループが多くて部屋の予約が取れない場合があるのです。 其の場合、ロビーのテーブルを占拠して囲碁の対局を楽しんでいました。 そんな時のロビーの様相は大勢の年寄り爺どもが占拠している訳で、異様な雰囲気をかもしていたのでしょう。 併設されている図書館や、予約の必要のないフリーなスペースとしてのロビーのテーブルを普段利用している人達からは公民館に対して苦情が寄せられていたそうです。 

 そんな訳で公民館の職員の方と囲碁で利用する私たちの代表者とで話し合いが行われました。 そして以下の口頭での取り決めが行われました。

★ ロビーに置かれているテーブル全てを空いているからと云って、囲碁のグループで全部のテーブルを占拠しない。
★ 公民館側が指定する特定のエリアのテーブルのみ利用する。
★ その特定のエリアが既に他の利用者が座って居た場合、公民館職員が他の場所に移るようお願いする。 その様な形でテーブルを確保出来ない場合、当日の囲碁の集まりは諦める。

 そんな取り決めをして以降、暫く前の事ですが、部屋を予約出来なかった最初の日が来ました。 「公民館との間の取り決めた方法で上手く囲碁の対局を楽しめるか?」 試金石となる大事な日なのです。

 それは判って居たものの、なんだかんだとせっかちな僕は、別の「無料で使える施設で空いている場所がありはしないか?」と心当たりの施設を自転車で2ヶ所巡って見ました。 なんと家の近所の施設にその日の午後の時間帯に空きスペースが有りました。 早速書類を提出して部屋の利用権を手に入れました。 そして、その曜日の囲碁会場申込み担当者ともう一人の囲碁仲間に電話しました。 一人は「急すぎて場所の変更の連絡を取れないよ」と静かな返事。 もう一人からは「折角取った予約かもしれないけれど、キャンセルした方が良い」と強く言われました。

 二人共、今まで利用させてもらっている公民館との良好な関係を維持するためには
 「公民館との間で取り決めに従ったロビーの使用 それをまずやってみる!!」
そんな大人の感覚です。 ちょいと僕の勇み足だったようですね。

 ともかく予約の取れなかったその日、狭いながら8面の碁盤を置くスペースが提供されて無事に16人が遊べる場所が確保されました。

 そんな中、僕はと云えば、「折角取ったのに1」と想いつつ、キャンセル手続きに向かいました(利用中止の書類を出す必要がありましたので)。 ところが、その日その施設でも囲碁の対局が行われていることを知り、 見物気分で立ち寄ったのですが、 対局相手を待つ人に誘わて対局をし、 更に誘われるままに、そこの囲碁グループにも入会してしまいました。 入会と言っても会費不要、氏名と住所の提出だけですけれど。
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