湯たんぽの炬燵

2011-12-08 09:15:53 | タナカ君的日常
 電話口の向こうの友人は「今年の冬は電気のヒーター使うの止めたんだよ!」、「炬燵はあんかにしたんだ、湯たんぽでね」 なんだかイメージしにくいけれど、湯たんぽにお湯をいれて、それを炬燵の中に入れて使っているそうだ。 およそ10時間は暖かさを保てると云う。

 「どうだい、タナカ君もやってみたら?!」、「ちゃんとした湯たんぽで無くても、ペットボトルの大きいのでOKだと思うよ」 そんな話を聞いた後・・・ 3リッターの空いたペットボトルが有るから、それで試してみるか? と思わないでもなかったけれど。 「そう言えば、炬燵を買った時にケーズデンキの店頭で湯たんぽを見たぞ」 そう思いだしたので、早速出かけて2組買って来た。 ちなみに1つ980円。

 そしてヤカンで湯を沸かして、湯たんぽに入れ、毛布で包んで炬燵の中に入れて見ました。 湯を沸かしたヤカンの容量は2.2リッター、それに対して湯たんぽの容量は3リッター。 2回に分けて湯を沸かす手間が必要でした。 この作業には漏斗を使った方が便利だろうと、ペットボトルを中ほどを木鋏で切って漏斗を作りました。 ここまでは昨日の事。

 それで今朝は大き目な鍋で湯を沸かし、お手製漏斗に注湯したのですが・・・ 不具合が生じました。 湯たんぽの中の空気が注ぐ熱湯を突き抜けて噴出し、周辺に熱湯を撒き散らす結果になってしまいました。

 昨日ヤカンで注湯した時に上手く行ったのは、右手でヤカンを傾げ、左手で漏斗を軽く持ち上げて湯たんぽの注湯口と漏斗の間に空気の抜ける隙間を作ったうえで、湯たんぽに熱湯を流し込んだのです。 だから上手く行ったのです。 それに対して、今朝は大きな鍋は両手で持つしか無いので漏斗をTop写真の様に湯たんぽの注湯口に乗せて、鍋の熱湯をザーッと流し込んだのです。 空気の抜ける隙間は有りません、だから熱湯の吹きこぼれは起こるべくして起こったのです。

 湯を沸かすのは、連続TVドラマを見ながらやっていた。 鍋はヤカンの様な沸騰を告げる音を出さないものだから、ドラマを見終わって台所に目をやると、湯気で窓ガラスは完璧に曇っていて、燃料のガスを無駄に遣ってしまいました。 「次からはどうやって湯を沸かすのが良いのかな?」そんな事を考えながら、今朝の湯たんぽ作りは完了です。

 炬燵の熱源としての湯たんぽの使用は、電気ヒーターを熱源としている普通の使用状態の時と違って、「外出する時にはスイッチを切り忘れないで」と妻に注意される鬱陶しさも無く、友達の「暖かさも10時間は持つよ」の言葉も確認出来たし。 我が家でもこの冬は”湯たんぽコタツ”をしばらく運用してみるつもりです。 
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