椎茸の佃煮作り

2010-10-04 08:07:46 | タナカ君的日常
 日常生活の中で「火の不始末」は悪い結果を招くから避けなければならない。 その分かりきった事が徹底出来なくなったから 今年の5月には「火を使い始めたら、それに専念する」 と心の中で呟いて、誓いを立てた筈だったのに、 3日前に又やっちまいました。 前回はヤカンでお湯を沸かしていて、空焚き状態にしてヤカンを痛めた話しですが、 今回はキノコの佃煮作りを始めて、材料の一部を焦がしてダメにしてしまった話です。

 先月の下旬にきのこ狩りに出かけたものの収穫はゼロ。 その志賀高原からの帰り道、草津に抜けて榛名山麓の倉渕を通過して藤岡に戻る途中、倉渕の道路脇にある地元農産物直売所に立ち寄り、小振りの椎茸が沢山入ったのを一袋300円で買って来ました。 少し陽に干してから佃煮にでもしたら美味しいだろうと思うサイズです。

 その椎茸は家に帰ってから竹で編んだざるに並べてベランダに出して置きました。 9月の末の東京地方は、ご存知のように雨が降り続く悪天候が暫く続き、 陽の光で乾燥する前に半数近い物はどす黒い色に変わりはて「こんな奴は調理しても食べたくないなー」状態に変質したので、それは捨てて残った半数のキノコで佃煮作りに挑戦しました。

 軸の部分は硬くて嫌だから、切り離します。 しかし捨てるのはもったいないからダシを取ろうと、水を少し入れた鍋に放り込み弱火にしたコンロに載せました。 ここで「火を使い始めたら、それに専念する」 との誓いを破りました、 パソコンでゲームを始めたのです。 そして熱中することしばし・・・   外から戻った妻がドアを開けるなり「何これ?、 変な臭いがしてるわよ!!」  その一声で鍋を火にかけていた事を思い出し、 すぐに火を消しましたが、美味しいダシどころの話ではありません。 鍋の底に水は無くなり焦げ臭い嫌な臭いになってました。

 まあ、その失敗にめげず、笠の方を別の鍋を使って、適量のだし汁、醤油、みりん、砂糖などで炊き込み、少し味が濃くなりすぎたけれど、ご飯のおかずに丁度良い椎茸の佃煮が出来上がりました。
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