祝い!! チリ鉱山救出作業

2010-10-13 13:14:41 | タナカ君的日常
 8月5日以来、地下700mほどのチリの鉱山の坑道に閉じ込められた33人の作業員。 その方々を救出すべく努力を続けてこられた関係者の皆さん。 今日は待ちに待った地上へ救出が実現する日です。

 僕は正午前から12時15分過ぎあたりまで、昼食の開始を待ってもらい、閉じ込められていた作業員の一人目が乗った救助用カプセルを地下から引き上げ始める瞬間から、地上に姿を現すまでをWavで配信されていたCNNのLive映像で見ていました。 チリ大統領も現地で立ち会っていましたが、ヤラセや大袈裟な歓迎セレモニーも無く、 カプセルが無事に地上に引き上げられるのを見守る地上作業員の姿、ケーブルを引き上げる支点となっている黄色い構造物、その上に乗った大きな滑車の回転する様、それに伴なう「カタン、カタン・・・カタン」とユックリと規則正しく聞こえてくる音。 僕の記憶の中に永く残りそうな映像でした。 

 2人目を救出すべく準備されたカプセルの動きにも見入りましたが、 坑道に通じる鉄パイプに救出カプセルを少し挿入してから、少し戻す動きをさせたりしていました。 そんな動きを見ると「悪い事が起こりませんように」とハラハラしてしまいます。

 昼食を済ませてから、またLive映像を見ています。 12時47分、地下の坑道に無事にカプセルが到着する映像が映し出されています。 60日以上、地下で耐えた作業員全員、そして救出作業のために地下の坑道に降りる任務に付いた人々、 此の様な困難無状況を無事にクリヤーしつつあるチリの方々に、心からお祝い申し上げます。そして、全ての方が無事に地上に戻るまで2日間ほどかかるとか... その間、順調な救出作業が続く事を祈ります。
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