はやぶさ帰還

2010-06-16 12:01:54 | タナカ君的日常
       画像はYouTubeで公開されていたもので、「はやぶさ」の大気圏突入時の動画映像の一瞬です。

 メキシコ湾での海底油田からの流出原油問題は、 何時になったら流出を食い止める事が出来るのか? 遠い地域の事とは言え気になる事態も進行中ですが・・・ このところ日本国内では南ア・ワールドカップ初戦での勝利、 小惑星探査機「はやぶさ」の7年を越える宇宙空間からの帰還、 日経平均株価の下げ止まり等の明るい話題が出ています。 

 その明るい話題の一つ、「はやぶさ」ですが、そのエンジンは「イオンエンジン」と呼ばれるタイプのもので、打ち上げ時に積み込んだキセノンガスを必要なときに電気的にイオン化して、更に物凄いスピードに加速して(これも電気的に)噴射する事で、推進力を得るのだそうです。 飛行機もプロペラやジェットで空気を機体後方に押し出して前進しているので似ている面もありますが、宇宙空間では後ろに放うり投げる重さのあるものが周辺に満ちている訳ではないので、 キセノンガスを地上から積んで出発したそうです。 小惑星「いとかわ」まで往復するのに必要な燃料の量をどの様に計算して積載したのか? 「いとかわ」に着陸(?)後の脱出には生のキセノンガスを噴出して推進力を得たなんて説明もあるから、それほどギリギリピッタリの量では無く、かなりの余裕ある量のガスを積んで行ったのでしょう。 落下地点の映像も発表されて、回収された話しも聞きますが、 小惑星表面のサンプルを採取出来たか?結果は未だ発表されていません。 ワールドカップの戦いの行方よりも、ハヤブサの方の話題に興味をそそられて居ます。
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