カッコー収録

2010-06-28 11:46:16 | タナカ君的日常
 一昨日、近所の電気屋さんの優待販売の時にSONYのICレコーダや1.5TのHD、4G-SDHCメモリ等を買い込んで来たのです。 昨日からその中のICレコーダを使って遊んでいます。 中華鍋の中心に支柱を立てて、焦点とおぼしき位置にレコーダのマイク部分が来るように括りつけた簡易集音マイクを作ったのです。 そして、家の近所にやって来るカッコーの鳴き声を収録しはじめました。 今のところ「カッコー、 カッコー」の正常な鳴き声と、「カッコー、 ケッ・ケッ・ケッ・・・」の鳴き声を集めました。 もう一つ「カッコー、カッカッコー」と聞こえる変な鳴き声も採ろうと思って居るのですが、今日はまだその鳴き声を出す奴が現れません。

 中華鍋で集音すれば前方にのみ指向性を持ったパラボラアンテナの様な特性を示す物が出来るのではと予想したのですが、それは外れました。 集音と言う特性は十分に発揮して小さく聞こえる鳥の鳴き声も充分に拾ってくれましたが、後方からの音もかなり大きく集音します。 指向性と言う意味ではダイポールアンテナの様な8の字特性を示しているようです。 後方からの音波も大きな薄い鍋を震わせ、その鍋の振動に寄る空気振動が前方の焦点付近に置いたマイクに集中するために、そのような特性になるのだろうと納得しています。 

  外で立って収録していると、蚊が寄ってきて血を吸うし、鍋に時折落ちる雨粒も随分と大きな音として拾ってしまいます。 それで車を持ち出し、その後部ドアをスライドさせて開き、車の中で収録しています。 長靴は蚊への防御です。 腕も露出していると蚊に食われますから、車には長袖シャツも積んでます。


 この写真は鍋のそこに光を反射するアルミ箔を置いて、部屋を暗くして光を当てて焦点位置を確認している所です。
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