家庭内映画館

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「パッチギ!LOVE&PEACE」・・・(300)

2007-12-06 23:38:19 | Weblog
「パッチギ!LOVE&PEACE」パッチギ!LOVE&PEACE
監督:井筒和幸
出演:井坂俊哉、西島秀俊、中村ゆり、藤井隆、風間杜夫、キムラ緑子、手塚理美、他
2007年・日本・127分<レンタル>

<STORY>
1974年、東京。江東区枝川でサンダル工場を営む叔父夫婦のもとに身を寄せるリ・アンソン一家。難病に冒された幼い息子チャンスの治療のために京都から出てきたものの、医師の下した診断は厳しく、さらに多額の費用が必要なことがわかり、乱闘騒ぎをきっかけに親友になった元国鉄職員の佐藤と命がけの計画を立てるアンソン。妹のキョンジャは稼ぎのいい芸能界に飛び込むが、人気俳優の野村と出会い恋に落ちて...

う~ん...これはな~アカンなぁ~...
井筒監督の作品は基本的に生々しいものが多いんですけど、子供が難病にかかるのは観ててツラいです。
まぁ正直言ってそういう部分を別にしても一映画作品としても面白くないです。

まず、私は井筒和幸というか井筒監督の撮る作品は好きです。
「ガキ帝国」は日本映画史に残る名作だと思ってますし「犬死にせしもの」や「岸和田少年愚連隊」なども、素晴らしい青春群像劇でした。

前作「パッチギ!」は民族問題を描きながらも、青春ラブストーリーとして成立していました。が、今作は民族問題が前面に押し出されていて「人種問題」と「難病」の二大柱で観ていて本当にツラかったです。
井筒監督の出自は知りませんがあまり人種問題に偏りすぎるとエンターテイメント性が失われていくのでは、と思います。

井筒監督がフェイバリットに挙げている「ゴッドファーザー」を自分なりに撮ってみたかったんでしょうけど、ただただ生々しく痛々しかっただけでした。
次回は是非再びスカッとした青春映画を撮ってほしいですね~


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