家庭内映画館

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「クローズZERO」・・・(405)

2008-09-20 00:19:35 | Weblog
「クローズZERO」CROWS ZERO
監督:三池崇史
原作:高橋ヒロシ
出演:小栗旬、山田孝之、黒木メイサ、やべきょうすけ、高岡蒼甫、岸谷五朗、桐谷健太、他
2007年・日本・128分<レンタル>

<STORY>
鈴蘭男子高等学校...不吉な嫌われモノ=カラスのような不良学生たちが集まる、偏差値最低の男子校。最強かつ最凶の悪名を轟かせている鈴蘭であったが、いまだかつて鈴蘭を統一・制覇したものはいない…。そんな群雄割拠の鈴蘭に、ひとりの男が現れた。3年の転入生・滝谷源治ー鈴蘭制覇を狙う男。かくして鈴蘭の勢力図は大きく塗り替えられ、内部抗争はより一層激化していくのだった...

高橋ヒロシの大ヒット漫画「クローズ」をオリジナルストーリーで映画化。
設定は原作の1年前くらいですね...私は原作の大ファンなんで正直期待せずに観ました。
アクションシーンはさすがに三池監督だけあって見応えがあって良かったですね~俳優陣も意外と良かったです。特に山田孝之は予想外のハマリ役でした。
まぁキャストの大半がテレビの「ROOKIES」とカブッてますが...(笑)

ただ...まず時間が長いですね~2時間以内には収めて欲しかったです。
あと黒木メイサ絡みのシーンは全部いりませんね。元々原作には女性はほとんど出てきませんし、黒木メイサも特に重要な役割だったとは思えません...何らかの政治的理由が働いたのでしょうか?

あとは、やべきょうすけ絡みのシーンですね...鈴蘭を卒業(中退)してその後はどうするのか?という今までの不良漫画ではあまり描かれなかった部分が「クローズ」では描かれています。これは原作でも描かれてた部分なんですけど、物語に深みを与える分スピード感は殺がれるように思います。
もちろん原作者の意向もあったのでしょうが、徹底的にアクション・エンターテイメントに徹しても良かったのでは?と思います。

あ!そう言えばお約束の作者カメオ出演もありましたが、これも全然いりませんね(笑)
あと、何と言っても最大の衝撃は、21世紀に劇場公開映画でストリート・ビーツが大々的にフィーチャーされてたことですね~(笑)作者がファンだからでしょうけど最初と最後におもいっきりライヴシーンが出てきて驚きました。
続編ができるようですが、次回は是非横道坊主のライヴシーンを!


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