家庭内映画館

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映画の感想・・・(30)

2005-09-28 01:16:49 | Weblog
「サスペクト・ゼロ」監督:E・エリアス・マーヒッジ/出演:アーロン・エッカート、キャリー=アン・モス、ベン・キングズレー、他/2004年・アメリカ・99分<レンタル>

不可解な3件の殺人事件...まぶたを切り取られ眼球をむき出しにされた死体には、0のマークが残されていた。
FBI捜査官トム・マッケルウェイに送られてくる、膨大な量のファックスと謎のスケッチ。それらに秘められた手がかりから、被害者たちの恐るべき共通点が次第に明らかにされていく...

まず、私の記憶が確かなら...レンタルDVDに収録されてるDVD用の予告編でネタバレしてますよね?(苦笑)予告編を観た時は「なるほど~そーいう話かぁ~」などと思ってたら、本編観てビックリ!これって前半での結構大きな衝撃ではないんですかね~?
私はどちらかというとこういうの平気な方ですが(オチとか知っていてもまぁ大丈夫...もちろん知らないにこしたことはないですよ)予告編とか作る人はもうちょっと映画に愛情持って欲しいです。もちろん”ビジネス”なのはわかっていますが、もう少し配慮があってもいいんではないでしょうか?

公式HPのトップに”ついに「セブン」を超えた!戦慄のサスペンス・ミステリー!!”などとキャッチコピーがありますが、「セブン」を超えておりません(笑)確かに中盤あたりまで良い雰囲気で持っていってるのは認めますし、悪い映画ではないと思います。ただ中盤から話がちょっと違う方向に向かうので、正直「セブン」とは似て非なるジャンルの映画ですね。
ラストなどはかなり切ない感じで、重いですが個人的には嫌いではないです。
どちらかというと”雰囲気重視”な感じがするので、もうちょっとエンターテイメントに見せることができれば、また印象も変わったかもしれませんね。

追記...これを書いた後、Amazon.comのカスタマーレビューを見ました。なんとアメリカでは予告編でネタバレしているらしいです。つまりベン・キングズレー演じるオライアンが○○○○○(←一応伏せておきます)であることを前提に鑑賞する意図であるらしいです...う~ん、個人的にはその点は知らない方がいいと思うけどなぁ~...同じレビューで、日本の劇場公開時の予告編はその点が伏せられていたらしく、そのことが”突飛な事実”と書かれてますが、”そういう映画”だとして見れば突飛でも何でもないですよね。そのことを”配給会社の失敗”と書かれてますが、本当の失敗はまるで「セブン」と同系列のように宣伝したことではないですか?「セブン」ではなく「Xファイル」なんかの方がよっぽど近いと思います。

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2 コメント

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Unknown (Genken)
2005-10-23 09:40:51
コメントありがとうございます。



本当にセブンより、X-ファイルに近い内容なので、宣伝側のあきらかなミスなので、残念ですよね。

セブンを期待したかたは、肩透かしをくらったのではないでしょうか?

その分、この作品の評価が低くなったのではないかと、考えたりもします。



これからも、よろしくお願いします。
返信する
Unknown (ONE OF THE BROKEN)
2005-10-25 00:27:11
Genkenさん>

コメントありがとうございます。

プロフィール見せていただきましたが、ほぼ同年代ですね。Genkenさんも私のように日々映画館に通う暗い青春(笑)を送られたのでしょうか?



またちょくちょく覗かせていただきます。

よろしくお願いします。
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