おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

相変わらずのやらずぼったくり

2008-06-10 15:53:05 | Weblog
 5月最終日の土曜日、アパートの管理会社の人(Royという名のおっさん)から電話がかかってきた。なんでも、他の部屋の住人が駐車場の入り口に鍵を差しっぱなしにして出かけてしまったそうな。うちはいつもリモコンで駐車場のゲートを開閉しているので気づかなかったが、どうやら入り口の外側にキーボックスがあり、そこに鍵を差し込んでいる間はゲートが開いている仕組みになっているらしい。でもって、その差しっぱなしの鍵を抜いて持ち主が取りに来るまで保管しておいてくれ、という依頼である。
 なんでうちにそんなこと頼んでくるんだよ?! うちは管理人じゃねーよ! 住み込みの管理人もいるのだが、恐らく外出中なのだろう。うちならいつも家にいそうだし、なにより文句を言わずに引き受けてくれると思ったんだろうな、ったく。などと思いつつも、「分かったよ」と快い返事をしてしまう自分・・・
#ああ、お人好し日本人!
 部屋の外に出てみれば、確かに駐車場のゲートが開きっぱなしになっている。下りて行ってみると、言われた通りの場所にキーボックスがあり、いくつかの鍵がついたキーホルダーごと、鍵が差しっぱなしになっていた。
 キーホルダーを抜いて部屋に持ち帰り、Royに電話をする。「いやぁ、ありがとう」とこのおっさん、いつも愛想がいいからタチが悪い。強く文句を言いにくい。「最近は何か問題ある? ランドリーはもう直っただろ」と続ける。壊れていないのが当然なのに、「直っただろ」と自慢げに言われても困るんだけど・・・。それに、ランドリーの話と同時に伝えたうちの部屋の換気扇はどうなったんだよ?
「換気扇は直ってないよ。こないだ言ったじゃん」と聞く私に、「え〜? まだ誰も直しに行ってないの?」と本当かウソか知らんけど驚いてみせるRoy。どうせあんたが作業の人間に指示出してないんじゃないの? 「すぐに誰か行かせる」って? 期待しないで待ってるよ・・・
 もちろん誰も修理になんか、来やしない。さらに、今度は台所の蛇口が壊れやがった。お湯と水の割合や水量を調節するレバーがガタガタになってしまい、温度調整はおろか、水量調整すら困難な状態だ。頻繁に使うものだけに、えらいムカつく・・・
 6月6日の金曜日、またうちのアパートに来ていたRoyを捕まえて、蛇口の件も合わせて文句を言う。「分かった、明日修理に来させるから」とRoy。明日って土曜日じゃね〜かよ。もちろん週末の間なんて誰も来やしない。あてにしてなかったけどさ。
 9日の月曜日、出かけようとしたらRoyの車が駐車場に停まっていた。ちなみにこのアパートのオーナーは他にもいくつか賃貸物件を持っていて、それらを統括管理しているのがRoyである。だからRoyは、いつもうちのアパートにいるわけではない。それぞれの物件に住み込みの管理人はいるのだろうが大した権限はなく、何かが壊れたと管理人に文句を言っても、管理人はそれをRoyに伝えるだけ。実際に作業の指示を出すのはRoyである。
 今日も愛想良く人なつっこい笑顔で話しかけてくるRoyおじさん。「修理の人は来た?」と向こうから聞いてきた。「いんや〜、誰も来ないよ〜ん」と怒る気もしない私。またしても驚いてみせるRoy。「本当に?」「換気扇も?」「蛇口も?」「本当に誰も来なかった?」
 しつこいっちゅーねん! だから誰も来てないよ! なんの得があって私があんたにウソつかなきゃならんのだ!
「分かった、今すぐ電話するから。今日か、どんなに遅くても明日には必ず修理に行かせるから」
 はいはい、明日ね。期待しないで待ってるよ。はぁ・・・

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