かつて何度か話題にしたような気がするが、私は昔から寒いのが大嫌いだ。幸い、ロサンゼルスの冬はそれほど寒くない。それでも寒い時は寒い! この1週間ほど寒波がやってきていて、実に寒いのだ! Yahoo! Weatherによると、一番冷え込んだ日で、うちの地区の最低気温が3度。8月まで住んでいたウエストLAでも(すきま風のひどかった、2000年から5年余り住んでいたアパートでは特に)冬の朝晩はかなり寒かったが、それでも最低気温3度というのはなかった気がする。現に、Yahoo! Weatherで同じ日の他の地区、例えばロサンゼルスダウンタウンの最低気温を見ると、6度だったりする。やはり町中と郊外では、冷え込み方が違うのだろうなぁ。
さらに今の家は一軒家なので、一段と寒い。うちは上から見るとほぼ正方形で、四隅から屋根中央に向かって斜めに柱が上っている、とんがり屋根である。その中央に食堂兼居間が広くとってあり、カウンターを隔てた南側に台所や洗濯機を置いているちょっとした空間がある(日本だと、洗濯機を置く場所は浴室の側にあるのが普通だが、こちらでは台所の側にあることが圧倒的に多い。さもなくば地下室や駐車場とか…)。そして他三方を3つの部屋と無駄に広い玄関が囲んでいる。この3つの個室には天井があるのだが、他の部分には天井がない。天井がないというのも変な表現だが、普通は屋根の下にもう一段階、水平に天井板が張ってあるものだが、それがないのだ。上を見上げると、屋根の傾斜がそのまま見える。居間の中央にぶら下がっている電灯兼シーリングファンなど、一番高い部分についているのではるかな上空である。電灯が切れたら一体どうやって交換すればいいのか、引っ越す前から不安になったほどだ。
天井が高いというのは開放感があり広々していい反面、暑さ寒さ、特に寒さに弱い。うちには備え付けの暖房はなく、かといって普通の暖房機を買ってきたところで、居間全体を暖めるのは不可能だ。暖気はどんどん上空に上がってしまうし、個室のドアをすべて閉めたところで台所側に抜けてしまう。それでもあまりの寒さに、慌てて温風暖房機を買ってきたものの、まあせいぜい暖房機の前2メートルの足元が暖まる程度である。寝室はドアを閉めれば結構狭い空間になるので、暖房機を寝室に持ち込んで寝る時だけは少し快適になったかな、という感じ。「焼け石に水」の反対、こういうのなんていうの?
手も荒れてかさかさ。特に指先は、爪の角の先の皮膚(説明が難しい…)が頻繁にぱっくり割れる。これ、傷口は小さいものの割と深いので、意外に痛いし、指先というよく使う部位なので不便だ。仕方なく昔の経理の人が着用していそうな指サックをはめて過ごすと、翌日には痛くないレベルにまで回復するのだが、今度は別の指の先がぱっくり。時には指関節部分の皮膚までぱっくり切れて、なかなか痛い。ロサンゼルスは、冬=雨季だ。夏の間、基本的に雨は降らないから、冬のほうが湿気がありそうなものなのだが、それでもこうした手荒れは冬にひどくなる。やっぱり寒いのが悪いのだ! 寒いのなんか、本当に大嫌いだ!
今朝など、冷蔵庫に入れていたものが凍っていた・・・。冷蔵庫って、5度とか7度とか、設定した絶対温度で冷やすものじゃないのか?! 気温が寒くなると冷蔵庫内の温度まで下がるなんて、室温との相対温度で冷やすなよ! ったく、アメリカにはロクな家電がない(冷蔵庫に限らず、洗濯機でも冷暖房でも、普通の日本人が見たらぶっとびそうな原始的なヤツしか売っていない。洗濯機なんて、今でもつまみをガチャガチャと回し、引っ張ってオン、押し込んでオフだぜ。日本では20年も?もっと?前から当たり前のタッチパネル式なんて、見たことない。家電に対する文句は書き出すとキリがないのでこの辺で終了)。うちの冷蔵庫は、うちのために大家さんが新しく買ってくれた、そこそこ名の知れたメーカーの、最低でも1000ドルはする大型冷蔵庫だが、それでもこれだよ!
今週は雨も多かった。月曜日の大雨に始まり、火曜水曜と降らなかったが木曜夜からまた降り出し、土曜日も大雨。雨だと喉や皮膚の乾燥がやわらぐし、それほど冷え込まないので良い面もあるのだが、反面、日中の気温が上がらないし、昼間でも室内が暗くて気分が重くなる(うちの居間は、前述のように四方を他の部屋に囲まれているので窓がない。台所側から光が入るものの、雨でも降ろうものなら、昼間から電灯が必要だ)。日本の初夏に降るような、「柔らかい雨」は嫌いじゃないが、気温が低い時の雨は嫌だなぁ・・・
急に冷え込んで雨まで降り出したことと、関係あるのかないのか不明だが、再びアリの大群が台所に現れるようになった。9月に日本で買ってきたアリの巣コロリを置いて以来、室内でアリを見かけることはほとんどなかったのだが、大雨の月曜日からまたまたアリの行列が始まってしまった(寒さのせいでアリの動きが妙に鈍いのには笑ったが)。そこで通り道にアリの巣コロリを集中的に置いたところ、運ぶ運ぶ。みんなしてせっせせっせと顆粒状のアリの巣コロリを運んでいく。思わず童心に返って(?)じっくり観察してしまったほどの運びっぷり。火曜日の夜までに、3ケース置いたアリの巣コロリのうち2ケースが空になってしまったのには心底驚いた。お陰で「アリの巣」が「コロリ」といってくれたかな、と思ったのもつかの間、金曜日から再びアリの行列が・・・。アリの巣コロリに耐性ができてしまったのか、はてまた別の巣からやってきているのか。今回は、洗濯機につないでいる水道管と、水道管を通すために壁に開けた穴の隙間という、ふさぎやすい場所からの侵入だったため、土曜の夕方に(もっと早くふさいでおけば良かったと後悔しつつ)慌てて隙間をパテ埋め。とりあえず一段落したものの、こっちの家なんて隙間だらけだから、今度はどこから入ってくることやら・・・
なんにしても、寒いし雨だしロクなことがなかったこの一週間。冬なんて、本当にでーきれーだ! まあロサンゼルスの場合、真冬なのに30度超という日も珍しくないので、とにかくこの寒波がとっととどこかへ去ってくれることを祈るのみである・・・
さらに今の家は一軒家なので、一段と寒い。うちは上から見るとほぼ正方形で、四隅から屋根中央に向かって斜めに柱が上っている、とんがり屋根である。その中央に食堂兼居間が広くとってあり、カウンターを隔てた南側に台所や洗濯機を置いているちょっとした空間がある(日本だと、洗濯機を置く場所は浴室の側にあるのが普通だが、こちらでは台所の側にあることが圧倒的に多い。さもなくば地下室や駐車場とか…)。そして他三方を3つの部屋と無駄に広い玄関が囲んでいる。この3つの個室には天井があるのだが、他の部分には天井がない。天井がないというのも変な表現だが、普通は屋根の下にもう一段階、水平に天井板が張ってあるものだが、それがないのだ。上を見上げると、屋根の傾斜がそのまま見える。居間の中央にぶら下がっている電灯兼シーリングファンなど、一番高い部分についているのではるかな上空である。電灯が切れたら一体どうやって交換すればいいのか、引っ越す前から不安になったほどだ。
天井が高いというのは開放感があり広々していい反面、暑さ寒さ、特に寒さに弱い。うちには備え付けの暖房はなく、かといって普通の暖房機を買ってきたところで、居間全体を暖めるのは不可能だ。暖気はどんどん上空に上がってしまうし、個室のドアをすべて閉めたところで台所側に抜けてしまう。それでもあまりの寒さに、慌てて温風暖房機を買ってきたものの、まあせいぜい暖房機の前2メートルの足元が暖まる程度である。寝室はドアを閉めれば結構狭い空間になるので、暖房機を寝室に持ち込んで寝る時だけは少し快適になったかな、という感じ。「焼け石に水」の反対、こういうのなんていうの?
手も荒れてかさかさ。特に指先は、爪の角の先の皮膚(説明が難しい…)が頻繁にぱっくり割れる。これ、傷口は小さいものの割と深いので、意外に痛いし、指先というよく使う部位なので不便だ。仕方なく昔の経理の人が着用していそうな指サックをはめて過ごすと、翌日には痛くないレベルにまで回復するのだが、今度は別の指の先がぱっくり。時には指関節部分の皮膚までぱっくり切れて、なかなか痛い。ロサンゼルスは、冬=雨季だ。夏の間、基本的に雨は降らないから、冬のほうが湿気がありそうなものなのだが、それでもこうした手荒れは冬にひどくなる。やっぱり寒いのが悪いのだ! 寒いのなんか、本当に大嫌いだ!
今朝など、冷蔵庫に入れていたものが凍っていた・・・。冷蔵庫って、5度とか7度とか、設定した絶対温度で冷やすものじゃないのか?! 気温が寒くなると冷蔵庫内の温度まで下がるなんて、室温との相対温度で冷やすなよ! ったく、アメリカにはロクな家電がない(冷蔵庫に限らず、洗濯機でも冷暖房でも、普通の日本人が見たらぶっとびそうな原始的なヤツしか売っていない。洗濯機なんて、今でもつまみをガチャガチャと回し、引っ張ってオン、押し込んでオフだぜ。日本では20年も?もっと?前から当たり前のタッチパネル式なんて、見たことない。家電に対する文句は書き出すとキリがないのでこの辺で終了)。うちの冷蔵庫は、うちのために大家さんが新しく買ってくれた、そこそこ名の知れたメーカーの、最低でも1000ドルはする大型冷蔵庫だが、それでもこれだよ!
今週は雨も多かった。月曜日の大雨に始まり、火曜水曜と降らなかったが木曜夜からまた降り出し、土曜日も大雨。雨だと喉や皮膚の乾燥がやわらぐし、それほど冷え込まないので良い面もあるのだが、反面、日中の気温が上がらないし、昼間でも室内が暗くて気分が重くなる(うちの居間は、前述のように四方を他の部屋に囲まれているので窓がない。台所側から光が入るものの、雨でも降ろうものなら、昼間から電灯が必要だ)。日本の初夏に降るような、「柔らかい雨」は嫌いじゃないが、気温が低い時の雨は嫌だなぁ・・・
急に冷え込んで雨まで降り出したことと、関係あるのかないのか不明だが、再びアリの大群が台所に現れるようになった。9月に日本で買ってきたアリの巣コロリを置いて以来、室内でアリを見かけることはほとんどなかったのだが、大雨の月曜日からまたまたアリの行列が始まってしまった(寒さのせいでアリの動きが妙に鈍いのには笑ったが)。そこで通り道にアリの巣コロリを集中的に置いたところ、運ぶ運ぶ。みんなしてせっせせっせと顆粒状のアリの巣コロリを運んでいく。思わず童心に返って(?)じっくり観察してしまったほどの運びっぷり。火曜日の夜までに、3ケース置いたアリの巣コロリのうち2ケースが空になってしまったのには心底驚いた。お陰で「アリの巣」が「コロリ」といってくれたかな、と思ったのもつかの間、金曜日から再びアリの行列が・・・。アリの巣コロリに耐性ができてしまったのか、はてまた別の巣からやってきているのか。今回は、洗濯機につないでいる水道管と、水道管を通すために壁に開けた穴の隙間という、ふさぎやすい場所からの侵入だったため、土曜の夕方に(もっと早くふさいでおけば良かったと後悔しつつ)慌てて隙間をパテ埋め。とりあえず一段落したものの、こっちの家なんて隙間だらけだから、今度はどこから入ってくることやら・・・
なんにしても、寒いし雨だしロクなことがなかったこの一週間。冬なんて、本当にでーきれーだ! まあロサンゼルスの場合、真冬なのに30度超という日も珍しくないので、とにかくこの寒波がとっととどこかへ去ってくれることを祈るのみである・・・