おねえちゃんの独り言

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(・・・って、そのまんまだけど)

家賃ぼったくり

2008-01-29 10:54:39 | Weblog
 ここ最近のロサンゼルス界隈の家賃の高騰には閉口している。1年前にアパートを探した時にも相場が上がっているなあとは思ったのだが、この1年の間にさらに急騰したようである。元々、増加を続ける人口に対してアパートの供給が不足気味だったところへもってきて、日本でも(というか、世界的に)ニュースになっているサブプライムローンの破綻で一軒家を手放した人たちがアパートを必要としている。もう完全なる売り手市場である。
(アパートとは、賃貸集合住宅全般を指しており、日本風に言うところのマンションや団地なども含まれる)
 新規に借りる時の相場が高いことはもちろん、住み続けていても毎年家賃が上がっていく。それでも多くの地域には「レントコントロール」と呼ばれる規制があり、無制限に家賃を上げられないようにはなっている。例えば、毎年最高3%など、家賃を上げられる上限が設定されている。もちろんレントコントロールがあったところで、収入はそんなに毎年あがるわけでもないのに家賃ばかり上げられても困る。しかし引っ越したらもっと金がかかる。最悪である。
 ところが! どうやら今私が住んでいるエリアは、レントコントロールすらないらしい。契約2年目に入る2月から、現在1150ドルの家賃が1200ドルになるという通知が来た。すげームカつく。
 そもそも今の1150ドルだって、最初からかなり高いと思っていた。しかしながら、2台分の屋根付き駐車場が使えるという条件を優先した結果、他に選択肢がなかったのである(そのせいか、うちのアパートは1人で住んでいる=車が1台しかない、という部屋が非常に少ない)。屋外駐車場1台分で良ければ、もっと安くて広いところがいくらでもある。・・・というか、あった。少なくとも1年前にアパート探しをしていた時には。
 しかし去年の11月末に空いた、うちより狭い部屋は、1200ドルだか1250ドルだかという高い家賃にも関わらず、すぐに入居者が決まっていた。世間の新規入居の家賃相場が相当高いということだよなぁ・・・
 値上げ幅だって、レントコントロールがなかったら管理者次第。うちとほぼ同じ時期に入居した別の部屋の家賃は一気に100ドルも上がったらしい。試しに今月末に空く、うちのアパートで一番広い部屋がいくらか聞いてみたところ、1675ドルなどとぬかしやがった。今の住人は1500ドルで住んでいるというのに、いきなり175ドルも上げるか?! 1600ドルまでだったら移ってもいいかなと思っていたのだが、止めた止めた。その調子で毎年上げられた日にゃぁ、すぐに2000ドルになってしまう。
 妥協点を探した結果、来月下旬に空く1300ドルの部屋に移ることで落ち着きそうだ。今より少し広く、上階、ベランダ付き、日当り良好ということで、1300ドルはムカつくけれども仕方ない。(実際には、追加駐車場1台分35ドルと、敷地内の物置も50ドルで借りているので、毎月の支払いは1385ドルである)
 それにしても本当に勘弁してほしい! 住宅バブル崩壊で一軒家の売値は下がっているらしいけど、その代わり(?)家賃がこんなに急騰したんじゃ、家を買う気も金もない庶民はとてもじゃないけどやってられん!!!
(ということで、「不運なドメイン」の話の続きは先送り)
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