おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

まだまだ新しい発見が…

2012-04-09 23:56:32 | Weblog
 普段はあまり使わない我が家のピックアップトラック(NIssan Titan Longbed)で、3月27~30日まで1日2往復、最終日の31日は4往復して、どうにかこうにか急な引っ越しを完了させた。正確には3月中に荷物を運び終えたというだけで、ろくな梱包もせず何も考えずにただぐちゃぐちゃと運び込んだ荷物の山に埋もれて、しばらくは新居は大変な状況になっていた(未だにどこにしまったのか発見できないものもある)。ある程度荷物が片付いた後も、どうやらしばらく空き家だったらしい新居は直すところが次から次へと出てきて、大家さんや作業の人が毎日のようにやってきていっこうに落ち着かない。もちろんそこはアメリカのこと、作業の人が来ても1回で直ることはまれで、大家さんが確認に来る→直っていないことを伝える→大家さんが作業の人に文句を言う→また作業の人が来る、ということが延々と繰り返される・・・
 それでもまあ、前の家と比べると驚くほど快適で、住居にまつわるストレスも雲散霧消。家族の咳や鼻水もあっさり収まった。ガラスで囲われた広大なサンルーム(パティオ? 温室?)のお陰で居間まで暖かいし、その外には温水ジャグジー付プールもある(電気代が高そうなので、温水機能を使うかどうかは未定だが)。何より、家の周囲が昼も夜も週末も感動的なまでに静かだ。前の家は空き地の真ん中に建っているような環境だったにも関わらず、深夜(明け方)まで大音響で音楽かけてバカ騒ぎしてる連中とか、決まって夜遅くにクソ寒いのに庭で卓球を始めて1時2時まで大騒ぎで盛り上がってる連中とか、どうしてあんなにうるさかったのかと改めて呆れる(騒いでいる家はかなり離れているハズなのに、相当うるさかった)。新居は周囲に頭の悪そうな連中がいなくて、本当に幸せである。
 電話に関しては、電話会社に移転依頼の電話をかけた時に「新しい地域はDSLサービスはありません」と言われ、「まさか今さら、ダイヤルアップ?!」と、一瞬、頭の中が真っ白になったが、「光ファイバーと電話のセットになります」と言われて、ほっと一安心。ただこれもまた、移転依頼を完了するまでに1時間も長々と電話し続ける羽目に陥り、さらにその後も紆余曲折があったのだが(長くなるので省略)、どうにか4月2日にインターネット開通。この「光回線」も、どこまでが光なのか知らないが家のあちこちに穴を開けて屋根裏にも登って3時間近くかかる大工事で回線を引っ張ってきてたけど、午前中など利用者が少ない時間帯はそこそこ速いが、利用者が多い夜間などは下手すると前の家の実測1Mbps以下のDSLより遅かったりもする。まあ、アメリカだから仕方がない・・・予定通り開通しただけラッキー、文句は言いません・・・
 ところで、新居の窓は日本でも一般的な横開きのサッシ窓・・・に見えたのだが、網戸がある側の窓が開かないように窓枠下部のレールの部分につっかえ棒(ホントにただの木の棒)が置かれている。長期間空き家だったので防犯上置いているのだろうと思っていたが、住み始めてからよくよく見ると、サッシ窓にそもそも鍵というものがないのである!!!! ってことは、この棒が鍵かよ?! じゃ、網戸がない側の窓は?! 同じレールに網戸があるから開かないって、それだけかい?! 網戸を窓枠からはずしたら、それまでじゃん・・・
#いや~、すごい、すご過ぎる・・・そもそも鍵のない窓というものが存在するなんて・・・
 93年からアメリカに住んでるけど、この国にはまだまだ新しい発見が山ほどある。アメリカ恐るべし・・・

 前の家もそうだったけど、一軒家に住むようになって以来、それまでアパートだから安普請だったり欠陥だらけだったりするのだと思っていたのが実はそうでもなかったことに気づかされまくり。実のところ、アパートのほうがマシだった部分も多々あったりして、本当にびっくりである。それでもこちらは、日本みたいに10年20年で木造家屋を建て替えるようなことは決してしない。みんな築40年50年のボロ家を大枚はたいて買って一生懸命あちこち直しながら住む、それがアメリカ流(ロサンゼルス流?)なのである・・・
(新築や築浅なんて、相当な田舎の新興住宅地まで行かないとないしね)
#ぜって~、こっちで家なんか買わない!

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