おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

ついにセダン購入・その1

2008-08-15 02:45:04 | Weblog
 これまで我が家はスポーツカー2台でやってきた。娘が生まれてからも、私の車に申し訳程度についている後部座席に無理矢理赤ちゃん用シートをつけて、どうにか家族で移動していた。しかし娘が重くなるにつれて、狭苦しい後部座席で娘を赤ちゃん用シートに乗せたり下ろしたりするのがかなり厳しくなってきた。乗り降りの度に変な体勢で抱き上げられて、せっかく眠っていても起こされてしまう娘も気の毒になってきた。というわけで、7月下旬から中古のセダンを探し始めた。
 実はセダンを買おうという話は、この1年ほどの間に3~4回は出ている。その都度、それなりに車を探してはきた。しかしこれといった車がなかったり、買おうと思った車の売り手からの連絡が途絶えてしまったりで、結局いつも買おうという話自体が立ち消えになっていた。
 しかし今回は、なにがなんでも買うという決意(大げさ)で探しに入った。ガソリン代が最高値だった7月下旬に、連日かなり遠方までめぼしい車を見に出向いた。すべての点で希望に添った車などあるわけもないし、買ってもいいかなと思う車に限って売り手のやる気がない・・・
 中には待ち合わせ場所で我々に売り物の車のキーを渡し、「勝手に試乗していいよ」と言い残してどこかに消えてしまった強者(?)の業者もいた。こちらは「買ってもいいかな」モードで、いろいろな交渉に入りたかったのに、待てど暮らせど業者は戻って来ない。しびれを切らして電話をすると、「しばらく手が離せない。帰るんならキーは運転席のフロアに置いといてくれたらいいから」という呆れた返事。車盗まれたらどーすんだよ?!・・・ってか、うちらが盗んだろか?! んとに・・・
 そんなこんなで連日の車探しツアーに疲れ果て、まあこれで妥協してもいいか、という車が絞られてきた。最初にその車を見た時は車体にこすり傷が2カ所あったので、その修理が上がった金曜日、買い取り用現金を用意して再び見に行った。
 ところが! 板金屋から返ってきたばかりのハズのその車のリアバンパーに大きな傷が・・・。聞けば車屋の共同経営者の1人(Greg、体重150kgはありそうなおっさん)が自分でぶつけたのだそうな。当人はいなかったが、もう1人の共同経営者(Gregと対照的にひょろっとしているので、仮にヤセと呼ぶ)曰く、「Gregの奥さんが急病で彼も病院に行かなくてはならなくなり、注意力が散漫になっていてぶつけてしまった。車屋歴長いのにぶつけるなんて、と、Gregは非常に恥じ入っていた」そうな。
#自分でぶつけんなよ・・・>Greg
 えぇ~、また修理に出すの~? 今度はいつあがんの~? ガソリン代高いのにまたここまで来なきゃいけないじゃ~ん、などなど、買う気が萎えそうになっていたその時、Markというセールスのおっさんが声をかけてきた。「どこに住んでるの? West LA? 俺はSanta Monicaに住んでるから、月曜の朝に俺が車をピックアップして板金屋に持って行って、夕方に車を返す。今日(金曜日)契約して、今日乗って帰れるし、それでどうだい?」
※Los Angeles市内の西端が文字通りWest LA地区で、Santa Monica市はそのすぐ隣
 いろいろ見て回るのが本当に面倒になっていた我々は、ついついMarkの申し出を受け入れてしまった。これが大きな間違いだった。(ブログを読んでると、私の行動って大きな間違いばっかだな。ははは・・・)
 かくして車代&諸経費を払い、必要書類を作り、新しい車に乗って帰って来たのが金曜日の夕方。久々のセダン、久々のオートマに、「お~、楽チン楽チン♪ 最近はオートマのほうが速いな~(苦笑)」などとうかれながら、快適な週末を過ごしたのであった。(続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする