おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

ロクな商売してねー

2008-07-18 07:14:19 | Weblog
 ここ10年以上、年会費無料のクレジットカードしか作ったことがない。連れ合いも同様だったのだが、ポイントの貯まり具合が違うからと、年会費150ドルのAMEXゴールドカードに申し込みたいと言い始めた。確かに彼は、仕事で頻繁にクレジットカード(AMEXのブルーカード。もちろん年会費無料)を使う。これが毎月かなりの額になっており、貯まったポイントで航空券代などの一部払い戻しを受けたりしている。この調子で使い続けるのなら、年に150ドル払っても、ポイントが1.5倍貯まるこのカードにしたほうが確かに「お得」のようだ。さらに初年度は年会費無料ということで、「じゃ、申し込めば?」となった。
 さて、無事にカードも届き、早速使ってみたりして、第1回目の請求書が届いた。しかしよく見ると、初年度無料のハズの年会費150ドルも請求されている。本当に面倒くさいが仕方がないので(私が)AMEXの顧客サービス担当に苦情を言う。
 ちなみにこのゴールドカードはインターネットで申し込んだもので、初年度年会費無料というキャッチはインターネットのバナー広告に書かれていたものだ。手元に印刷物があるわけでもなく、「初年度年会費無料とうたっていた証拠を見せろ」と言われても何もない。向こうがどう出てくるか、微妙に緊張しつつ苦情を言ったところ、先方はそれはもう実にあっさり超すんなりと一瞬で非を認め、「ごめんね、間違えちゃった。150ドルは速攻で請求額から差し引くから」・・・だと。
 というわけで、とりあえずは一件落着したのだが、どうもすっきりしない。これって故意にやってるんじゃないの??? 「初年度年会費無料」というバナー広告で客を引き、引っかかった客にはとりあえず150ドルの年会費を課金する。文句を言ってきたら素直に引き下がり、客が気付かなかったら「ラッキー♪」となる。どうも、そういうシステムに思えてならない。
 私には到底信じられないことだけど、世の中には届いたクレジットカードの明細を手元の控えと照らし合わせないどころか、ろくに見もしないという人がたくさんいるらしい。どうしてそんなにクレジットカード会社やらカードを使った店やら電子システムやらを信用できるのか私には全く理解不能だが、現実にそういう人がたくさんいる以上、初年度無料のハズの年会費が課金されていることに気付かない人もたくさんいるだろう。もし本当にそういうことをしているのなら、AMEXにとってはかなりの「不当な」収入になっているはずだ。
 ったく、どいつもこいつも、ロクな商売してね〜な〜!!!

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