ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

お役所らしくないマイナンバーカード対応

2017-05-23 15:35:44 | 日記
遅ればせながらマイナンバーカードを取得しました。 予約をする前に頭をよぎったのは 〝お役所対応〟 というヤツ。  随分前だけど、実際に下記のような 〝お役所対応〟 に遭ったことがある。


まだ住宅ローンがあった頃、減税の件で税務署へと電話。 すると 「〇〇の方は〇を」 といった一般的な自動音声ガイドがあり、該当する番号をプッシュしたところ目的の税務署に繋がらず。 勿論、電話代は有料だ。

仕方なく、直通番号を教えてもらってかけ直し事情を話すと 「最後まで待ってくれれば、ここに直接繋がる番号も案内されるんですけど ・・・」 との返答。

「音声案内の途中でも選択ができます」 といったガイドがありながらのこの回答こそ、 正に 〝お役所対応〟(笑)  ビジネスシーンでは通用しない素人同然の音声ガイド設定と、受電した職員の幼稚な思考に呆れ、思わず怒鳴ってしまった。


ところが、である。 今回の市役所による対応は明るく優しい声で、慇懃無礼さも全くない。 順序良く丁寧に出される質問に答えると、都度 「〇〇ですね」 と確認される。

全ての説明、確認が終わった時点では 「それでは最後にもう一度確認させていただきます。 〇〇様がマイナンバーカードをお受け取りに来られるのは〇月〇日〇時〇分で、その際に運転免許証をお持ちいただく、ということでよろしいでしょうか?」 と総合確認。

ここまで親切に対応されるとは脱帽である。 恐らく、これまで数々の修羅場を乗り越え改善し尽くされたマニュアル、スキルなのだろう。 これなら、ご年配の方でも間違いなさそう。


さて、当日市役所窓口へ行くと、先客の熟年男性が 「酷い! 全く酷い!」 と大声で怒鳴り散らしている。 整理札を受け取った辺りで事情が判明。 健康保険証しか持参せず、カードがもらえなかったようだ。

本人が力説するに 「健康保険証だと他の確認書類も必要なんて聞いてない!」 とのこと。 一方、僕は運転免許証を選択する際、本件の説明も受けている。 恐らく 〝マニュアルに従っての電話応対〟 ゆえ、ひとによって説明内容を変えることはないと思うんだけど。

ちなみに、窓口の職員も常に笑顔で親切。 あろうことか、僕の次に訪れ隣に座った作業服の男性も、先客の熟年男性と同様の理由で受け取れず、応対した職員が申し訳なさそうに謝罪していました。 役所のクオリティアップに驚かされると同時に、1つの疑問が ・・・ 。



市役所担当職員が懇切丁寧に説明、確認しているにも拘わらず聞き逃してしまったのか、担当者によって説明内容が違うのか。 どうなんでしょうね?





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