ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

あと62日

2017-01-28 19:23:03 | 日記
って書くと、感慨深いものがある。 薬学部時代に 「みんな就職活動してるよ。 〇〇(←僕)も就職課に顔を出したら?」 という Tくんの言葉から、 企業というものとの対峙が始まった。


大学卒業と概ねリンクした 〝新卒一括採用〟 という言葉で取り纏められている日本では、就職時期は選べない。 この流れに逆らえば、自分の意思がどうあれ 〝就職浪人〟 という1つの枠にはめられ、極めて不利な状況に陥ってしまう。

但し、 この流れに従順であっても、 企業に選ばれなければ、 やはり 〝就職浪人〟 という同一枠にはめられる。 学生の志望は人気企業・業界に集中するため、企業の採用人数と学生の就職希望者数との需給関係は希薄だ。

アロワナは高価だが、稚魚なら安い ・・・ 新卒一括採用は永遠だろう。


ところが、一旦入社してしまうと、入社までの荒海を忘れる。

人材サービス企業は転職市場活性化のため、離職を誘発し流動層を増やそうと TVCM等で、苦労して入社した会社が屑の如くに見えるような夢の企業イメージを創り上げ、些細な挫折や現実とのギャップを覚える元学生の再利用を目的とした甘い洗脳に余念がない。

かくして転職市場では、まだ少々の金で解決がつく 〝人材〟 を中心としたプルサーマルが形成された。 新卒時の企業選びに誤りがなければ、その行方は想像に難くない。


これが、金には代えられない 〝人財〟 となると、自分から動く必要はない。 〝ヘッドハンティング〟 ・・・ 実は特別なことじゃなく、受けても皆黙ってるだけ。 30代後半に差し掛かってもなお第一線で活躍し、成果を出し続けているなら、立派な 〝人財〟 だ。

業務上、外部と広くお付き合いがあった僕も、エージェントを通じ、競合数社からたまに誘いを受けた。 「羨ましい」 などと嘯く貴方も、それなりの立場にあれば1度は受けているはず。


一方、会社に留まり勤め上げるのも大変だ。

それぞれの 〝現在形〟 は過去に数限りなく行った選択の結果に過ぎない。 病気なく健康なのに、努力も挑戦も責任をも選択を避け、成長なきまま上司にもなれず、新入社員の目に〝年を取った先輩〟 程度にしか映らない姿となった 〝人罪〟 には退職勧奨もあろう。

保身や処世術に疎いと左遷されることだって ・・・ 上に厳しく、はっきり主張し反論する僕も左遷経験者だ。 今期初の評価面談でも、副社長から 「無礼だと指摘する上席もいるから、もう少し丁寧に」 との注文を受けてるし、結局直らなかったな。(笑)


そんなことで、就職時期も、社会人となった後の処遇も、自分で選べないのが実情。 だからこそ、仕事(働くこと)を辞める時期くらいは自分で決めたい。




指をくわえた、フォトの可愛い赤ちゃんは Diana Ross 。 デトロイトで生まれ、ハイスクール時代には既にコーラスグループを結成していた。 そして、あの Supremes でプロデビュー。 Diana Ross 1人が目立つので、その後 Diana Ross & The Supremes に改名されている。

グループ時代に12曲、ソロで6曲、計18曲がビルボード1位、という記録は、The Beatles に続く史上2位。 父に買ってもらった FMラジオ(SONY製のAction)で数々のヒット曲を耳にしたから、僕だって結構知ってるぞ ・・・ 曲名は知らないけど(笑)

Michael Jackson の整形は Diana Ross がモデルだったとか。 Michael Jackson が、時には母性を求め、そして1人の女性として死ぬまで愛し憧れ続けた Diana Ross は今、72歳。







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