脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

対人能力を身に着けるために

2015-06-01 | Weblog

ロバート ボルトンと言う心理学者の著書「people skils: how to assert yourself, listen to others and resolve conflict」がある。これは日本語訳もあると思う(がひょっとしたら品切れで買えないかも)対人能力を身に着けて人間関係を良好なものにするためにはどうしたら賢明であるかと言うことが書かれているが、ここで特に挙げられていることはとにかく相手の話を聞くことであるが、その話を聞くためには5つの事柄がその聞き手として話しやすくさせ問題解決につながることと言う意味で挙げられているが特に今日は3つの事柄を挙げて説明したい。

アテンディング

これはドクターのレジデント(研修医)の次の段階の名称として知られているがこの場合のアテンダントは注意していくということよく空港でアテンションプリーズ(注意して聞いてください)と言うアナウンスが流れるがまさにそれ、そしてそれはただちゅいしてと言うことだけではなく相手の話を聞いていますよと言う姿勢を見せることが重要であるらしい。

フォロイング

話しやすい状況をつくる。特にその場合アメリカ的であると思うが相手に対して興味があるようなしぐさをボディランゲージであらわして自然に話をさせるように持って行くことが重要らしい。これは私の意見であるが話しやすい状況をつくるために私が心がけているのはとにかく相手に対して偏見をもたない、恐れないということであるが、そのように対応したら結構しっかり話せる。

パラフレージング

これはどういうことかと言うと相手の言葉をわかりやすく言い換えることである。学校の教師が子供の主張をわかりやすく本人も納得できるように言い換えてあげることとよく似ているが、しかし言葉を置き換えるということは難しいことだ。まず何を言っているのか聞き取る能力が必要であるし、言葉を置き換えるとなると相手よりも言葉をよく理解していなくてはならないからだ。これに関して非常にいい訓練法がある。それはこまめに国語辞書をひくことである。国語辞書と言うのは物事を明解に説明している。実は私自身国語辞書をひきだしてから物事を説明するのがかなりうまくなった。これは口下手だという人にお勧めするが国語辞書をひくということは言葉と言うtoolにオイルを塗るようなもので円滑に言葉を表現できるための訓練である。特に子供を指導すう人間には常に辞書をもってあいまいな言葉があればひくことをお勧めする。

私の意見では心理学や哲学はHow to本のようなものを見てわかったような気になるのが一番危険だ。思いっきり難しい本を読んで自分なりに考えて悩み答えを見つける、そうすることでその知識が自分のものとなり、それは自分の言葉として存在する。

 


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