ここから毎年年に何回かのスパーリング大会に出場しているが、正直ここ何年かは全体的にいい結果をのこせてはいない、しかしそうであっても参加する人たちは楽しそうなので、出場しているが、ここでは結果よりもひとりいびとりの満足度を重視している。
前回2,3キロ以上の減量はよくない、もしそれ以上おとすのだったらビルドアップして体をつくって階級を挙げたほうがいいと言うことを書いたが、実際に無理な減量をする先週はいい結果が残せていない、それに対して少し体重がたりなかってもナチュラルウエイトで出た人は全体的にいい結果がでているのだが、このことを考えるとやはり栄養と言うのは大事である。
アメリカのオリンピック選手に向けられたガイドブックも、その中で栄養学、栄養のことがかなりのページで書かれているが(英語で書かれている)、スポーツ選手にとって栄養を十分に摂取することは大事なことであり、そのことをぬきにしてはいいパフォーマンスができない。
しかしいつからかはわからないが、日本では減量して体重をおとして出ることが有利だと考えられている。
修行僧でもあるまいし、そこまでおとして大丈夫なのかと言うところまでおとす人もいるが、しかしそんな労力はむしろ他のことにつぎ込んだらいいと言うのが、私の考え方で、最近では専らこの考え方に同意してあまり減量しないでナチュラルウエイトで出場しているが、そのほうがベターな選択で、案外いい結果をのこしているような気がする。
オリーヴはストイックと言うことにはかなり無縁なボクシングクラブであるが、ここではその人の個性と言うことを大事にしている。しかしその分安易に順応することなく、他のボクシングの人たちの集団とは少し違うので、そのせいか勘違いもあると思うのだが、先日もこんなことがあった。
その人は非常にまじめでいい仕事をしてくれている。そしてセコンドの仕事などもテキパキとやってくれてオリーヴには貴重な存在であるのだが、しかし今回も本人も言っていたが、オリーヴの選手たちがあまりにもユニークなので多少とまどったようである。
正直どうユニークかと言うことを書くと勘違いされはいけないのですべて書くわけにはいかないが、しかしアメリカではOKであると解釈しているが、それでも普通はあまりやらないようなことである。
これはここのあっさんファイターの話しであるが、このおっさんファイターがスパーリング大会に出た時に、彼がセコンドについた。このおっさんファイターまあまあのできで、1ラウンド目は少しポイントを取られたが、何発かあたっていたので、2ラウンド目で巻き返しをはかれるような感じであった。
普通だったらここで2ラウンド目に巻き返しをねらうわけであるが、しかし私はかえってきた時、かなりつかれた様子であったので「あっあの作戦に出る」と思った私はここで煽ってはいけないと思ったので、一応ここは様子を見ようということを提案。
おそらく普通一般的なセオリーだったら技術的なことをアドヴァイスして巻き返しをはかるが、しかしそう言われてもこれからがまきかえしの大事な時で様子なんか見てられない、少し納得がいかなかったようだが、2ラウンドが始まると案の定そこで必殺技がさく裂したのだ。
でどういう必殺技かと言うと「ほとんど2ラウンド休んで体力回復する作戦」日ごろから省エネパンチとかフットワークとか言って真面目に試合でどうしたらつかれないかと言う課題に取り組み練習をしていたので、実際休むのがうまいうまい、事実2ラウンドで体力を回復して、結果はポイントでまけさえしたが、しかし見事3ラウンド目はポイントを取っていたのであるが、オリーヴはなるべく個人を尊重し個性と言うものを大事にする。
この人も一応ポイントをいくつかとることがノルマだったので、今回もノルマ達成、勝ち負けにこだわっていたらそういうことは言わないだろうが、しかしここはそう勝ち負けにこだわらず、たとえそれが豪快な負け方であっても本人が納得すれば、ここまで来た意味があるのである。
現にみんないろいろとあったが、帰りの車中では楽しそうであった。
いいおっさんたちがまるで遊園地の帰りのように楽しそうに話していたが「自分たちたぶん大学のクラブだったら偉い目にあわされていますよ」というある人間の一言に笑ってしまった。
あまりまわりに順応しようとしない自分たちは、ひょっとしたらまわりから見たらなんだあいつらと思われるかもしれないが、しかし私自身はまわりからどう思われようが、余裕がある。
どういう余裕かと言うとそれぞれその個性に見合った能力を持っているからであり、ボクシングしかできないというような幅の狭い人間ではなく、その能力が人間としての面白みが個性に表れているからで、そういう人たちがここでボクシングを趣味としてはじめてくれていることを光栄に思っているからだ。
前回2,3キロ以上の減量はよくない、もしそれ以上おとすのだったらビルドアップして体をつくって階級を挙げたほうがいいと言うことを書いたが、実際に無理な減量をする先週はいい結果が残せていない、それに対して少し体重がたりなかってもナチュラルウエイトで出た人は全体的にいい結果がでているのだが、このことを考えるとやはり栄養と言うのは大事である。
アメリカのオリンピック選手に向けられたガイドブックも、その中で栄養学、栄養のことがかなりのページで書かれているが(英語で書かれている)、スポーツ選手にとって栄養を十分に摂取することは大事なことであり、そのことをぬきにしてはいいパフォーマンスができない。
しかしいつからかはわからないが、日本では減量して体重をおとして出ることが有利だと考えられている。
修行僧でもあるまいし、そこまでおとして大丈夫なのかと言うところまでおとす人もいるが、しかしそんな労力はむしろ他のことにつぎ込んだらいいと言うのが、私の考え方で、最近では専らこの考え方に同意してあまり減量しないでナチュラルウエイトで出場しているが、そのほうがベターな選択で、案外いい結果をのこしているような気がする。
オリーヴはストイックと言うことにはかなり無縁なボクシングクラブであるが、ここではその人の個性と言うことを大事にしている。しかしその分安易に順応することなく、他のボクシングの人たちの集団とは少し違うので、そのせいか勘違いもあると思うのだが、先日もこんなことがあった。
その人は非常にまじめでいい仕事をしてくれている。そしてセコンドの仕事などもテキパキとやってくれてオリーヴには貴重な存在であるのだが、しかし今回も本人も言っていたが、オリーヴの選手たちがあまりにもユニークなので多少とまどったようである。
正直どうユニークかと言うことを書くと勘違いされはいけないのですべて書くわけにはいかないが、しかしアメリカではOKであると解釈しているが、それでも普通はあまりやらないようなことである。
これはここのあっさんファイターの話しであるが、このおっさんファイターがスパーリング大会に出た時に、彼がセコンドについた。このおっさんファイターまあまあのできで、1ラウンド目は少しポイントを取られたが、何発かあたっていたので、2ラウンド目で巻き返しをはかれるような感じであった。
普通だったらここで2ラウンド目に巻き返しをねらうわけであるが、しかし私はかえってきた時、かなりつかれた様子であったので「あっあの作戦に出る」と思った私はここで煽ってはいけないと思ったので、一応ここは様子を見ようということを提案。
おそらく普通一般的なセオリーだったら技術的なことをアドヴァイスして巻き返しをはかるが、しかしそう言われてもこれからがまきかえしの大事な時で様子なんか見てられない、少し納得がいかなかったようだが、2ラウンドが始まると案の定そこで必殺技がさく裂したのだ。
でどういう必殺技かと言うと「ほとんど2ラウンド休んで体力回復する作戦」日ごろから省エネパンチとかフットワークとか言って真面目に試合でどうしたらつかれないかと言う課題に取り組み練習をしていたので、実際休むのがうまいうまい、事実2ラウンドで体力を回復して、結果はポイントでまけさえしたが、しかし見事3ラウンド目はポイントを取っていたのであるが、オリーヴはなるべく個人を尊重し個性と言うものを大事にする。
この人も一応ポイントをいくつかとることがノルマだったので、今回もノルマ達成、勝ち負けにこだわっていたらそういうことは言わないだろうが、しかしここはそう勝ち負けにこだわらず、たとえそれが豪快な負け方であっても本人が納得すれば、ここまで来た意味があるのである。
現にみんないろいろとあったが、帰りの車中では楽しそうであった。
いいおっさんたちがまるで遊園地の帰りのように楽しそうに話していたが「自分たちたぶん大学のクラブだったら偉い目にあわされていますよ」というある人間の一言に笑ってしまった。
あまりまわりに順応しようとしない自分たちは、ひょっとしたらまわりから見たらなんだあいつらと思われるかもしれないが、しかし私自身はまわりからどう思われようが、余裕がある。
どういう余裕かと言うとそれぞれその個性に見合った能力を持っているからであり、ボクシングしかできないというような幅の狭い人間ではなく、その能力が人間としての面白みが個性に表れているからで、そういう人たちがここでボクシングを趣味としてはじめてくれていることを光栄に思っているからだ。