脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

ケンチャナヨ

2011-02-02 | Weblog
私の最近の知り合いで在日4世がいる。
彼との出会いは語学関係の仕事であるが、「岡崎さんですか」と声をかけてきた彼に、私はネイティヴだと思って「君日本語がうまいねえ」「いやいや私は3世ですから」「あっそう失礼、俺もよくそう言われるので(日本語上手ですねと)」と爆笑した後、何となくうまがあっていろいろなことを話しだし仲良くなった。

昨日の話題はサッカーの話になって、あのサッカーの大会で日本人に対してサルまねをした選手にあれはあかんやろということで話をしていたのだが、むこうでは日本人をサルにたとえるのはよくあることである。
しかしあのポーズは日本人から見たらたいした挑発には見えない、実際テレヴィ番組で日本人にあのサルマネを見てもらって感想を述べてもらっていたが、たいていの人は怒るどころか「えっこれ何なの」という反応であった。
しかし向こうの人が日本をサルに例えるのはよくあることで、見る人が見れば「あっやりよった」というようなゼスチャーで、おそらくあの非難は日本人が側から抗議したのではなく、韓国側の善良な市民からそういう非難の声があがったのだと思っている。

今韓流ブームあるが、しかしその一方日本人に対する反日感情も大きくわきあがっていることも確かである。
最近KPOPがはやっているが、そのKPOPにも反日の歌が結構ある。
私もどちらかというと日本の歌よりも向こうの歌のほうが好きで聞いているのだが、しかし以前「Funk zAPAN」という曲を聞かせてもらったのだが、これはひどすぎる。
それはあきらかに日本人をバカにした内容で、差別用語で日本を揶揄している部分もあり、聞くにたえないが、日本語が多くつかわれていて字幕などもあるので、聞くとどうひどいか私の言っていることがわかるはずである。
反日と言うのは向こうの人間と付き合う上では大きな壁である。
特に我々のように向こうに行き来しなくてはならない人間にはそうであるのだが、このことに関して私自身個人レヴェルの付き合いでそれを解決していくしかないと思っている。

これはその友人から聞いた話であるが、最近ある日本人の子供がお父さんの仕事の関係でソウルかどこかに行って、ある小学校に入学させたそうである。私が「えっ普通の学校に行ったの?いじめられたんじゃない?」と聞いたら、言葉の壁はあったけれども意外にもゲームのことで盛り上がり、人気者になったそうであるが、たぶん今彼ら彼女らと付き合う上では、こういう単純な付き合い方がベターだと思っている。
彼ら彼女らの精神と言うかよく使う言葉にケンチャナヨ(Its OK, No proplem)と言う言葉があるが、何も深いことを考えず、一部の人間は受け入れないだろうが、しかし韓流ブームにはまっている人たちのように、そう深いことは考えず、ただ好きだからとか感動したからというような付き合い方が、お互いにとって賢明なことかもしれない。

PS しかし実際歌を聞いてみたらすごい、私的にはこっちのほうが国際的な問題ではないだろうかと思うのだが。














  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする