脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

女子ボクシング

2007-12-11 | Weblog
最近女性が増えてきた。
増えたと言っても、健康維持やダイエットのためにボクシングをする人ではなく、ある程度ボクシングの技術を身につけ、可能であるならば試合にでてもいいといういわゆる選手希望者である。
以前にも「最近ボクシングがユニセックス化してきた」と言及したが、これは今まで男性中心のボクシングから女性もそれを意識せずに参加できるようになったということだが、私はまだまだボクシングも、女性が参入するうえでは改善が必要だと思っている。
そしてここでひとつ提案だがポイントに(特に女性に)芸術点というのをつけたらどうであろうか。
ボクシングという競技は何千年の歴史があり、ギリシャの神々の前で神の何おいて戦った神聖なスポーツであったことが文献によって知られている。
そして彼らは「PUJILIST」芸術をつくるものと呼ばれ、このことに起源を発するのがボクシングである。
従ってボクシングというスポーツは芸術性が要求される。かっこばかりつけてては話にならないが、しかし競技に於いて勝つことや、レベルの向上を求めるならば、技術の向上というのは、当然求められることであり、競技者はこのことを向上させることで芸術性を高め、観客に感動と刺激を与えることができるのではないだろうか。
そしてこれが西田哲学で言うところの純粋体験であり、私はこのことが女性らしさをアピールできるボクシングであると思っている。
前にも述べたが女性が描くかっこよさと男性が描くかっこよさは往々にして違う。
男性の描くかっこよさは単純である。
あしたのジョーみたいな世界がかっこいい、これこそがボクシングの世界であると妄想を描いていても進歩はない。
女性のボクシングへの積極的な参加を見て、時代が変わりつつあることを実感している。

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