今日は世界タイトルマッチであった。正直内藤選手は3ラウンドあたりでKO勝ちするのではないかと思っていたが、チャンピオンにとって課題の残る試合であった。内藤選手は今までとは違うタイプである。何でも昔はいじめられっこでいじめられないためにボクシングをやったとか。私が思うに彼のすごいところは自分の弱さを受け入れているところである。たいていの選手は、強さだけを誇張し戦う中、彼は自分の弱さを認め戦っている。特に「自分はみなさんに支えられているから戦うことができるんだ」というようなコメントを残しているが、このことばはまさにその自分の弱ささを認めて戦おうとする姿があり、それはMTオリーブの精神につながるものがある。人間が成長する上で大事なことは、その弱さを認めることである。いつまでも強がってばかりではホントの自分は見えてこないし、前には進まない。弱さを認めるということは勇気のいることである。私も最後の試合でまけて相手に握手を求めたとき勇気がいったが、あの時私が自分が負けたことにに傷ついて何も言わないで帰っていたらどうだっただろうか、今の自分にとってあの経験は大きかったと思っている。弱さや負けを認めるということは勇気がいることである。しかしそれを認めたとき、大きなものを得ることができると信じている。
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