相変わらず日本では「お笑い番組」は人気があるらしい、小学生から、若い世代までたくさんの視聴率を上げているのは事実である。しかし、お笑いの中には「えっちょっと」と眉をしかめてしまうようなものもある。これっていじめじゃないの、私が思うに、お笑いとはいくら笑う人間がいても泣く人間がいればばそれはお笑いにならない、単なるいじめである。特に漫才で人の頭をたたくのがあるが、かなり不快である。人に頭は軽々しくたたくものではない、なぜなら頭をたたくことによって人間の尊厳を失わせることになるからである。お笑いでは頭をたたかれている人間はどう思っているのだろうか、そういうお笑いの人は、尊厳をお金にかえているのか、私には理解できない。笑いというのは、ある意味下克上である。権力ではさからうことにできない群衆が、支配者にせめて蜂のひとさしとむけられた一つの知恵でもあり、ユダヤ人のジョークはそういった迫害の中からでているし、はく害された時代のことをとりあげたものも多い。(映画のLife is butifulはまさにそのことである)。生活の中で笑いは大切であり、生きていく上で大事な感情である。しかしその笑いを求めることにどん欲になってはいけない。今のお笑いブームは飽食の時代の中で、与えられすぎた人間が生み出す笑いのひずみのようなものに思えてしかたがない。
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