Mars&Jupiter

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アルフレット・シュニトケのオーボエ、ハープと弦楽オーケストラのための協奏曲を聴く

2016-02-28 21:58:43 | 古典~現代音楽ロシア編
今回取り上げるのは1934年生まれのシュニトケが、
1971年に作曲したオーボエ、ハープと弦楽オーケストラのための協奏曲である。
聴いたCDはヘレン・ヤーレンのオーボエ、
フェル・アクセル・リールのハープ、レフ・マルキス指揮、
新ストックホルム室内管弦楽団の演奏による。
弦楽器の奏でる音と、オーボエとハープの音が重なり合い、
始まる音楽は、二人の亡くなった友人の思い出を語ってか、
重々しくもあり、悲哀も感じるが、それだけではない。
オーボエが中心に活躍しながら、ハープが絡んで、
弦楽器はむしろそれを支える感じとなる。
オーボエの様々な演奏技法が示されていく。
しばらくは弦楽器とオーボエの独奏が続き、
様々な音の重なりがみられ、最後は静かに終わる。
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