そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

河野太郎に騙されるな、この男は出世以外の思想はない

2021-09-13 | 国際・政治
河野太郎ほど変わり身の早い人物はいない。今の日本の状況、就中政治の質と品格🅆堕落させたのは、安倍晋三である。自民党内にも、陰に陽に安倍の行ったこと批判するものはいるが、この閉塞状況を転換するためには、自民党新総裁は安倍の悪行を詳らかにしなければ意味がない
どうやら今の勢いだと、河野太郎が他候補を抑えそうな勢いである。河野太郎ほど、場当たり的で、感情的に発言する人物も稀である。その感情を露わにすることが、身近に感じるので支持者がそれなりにあるのであろう。
河野太郎は外務大臣時代に、慰安婦問題で駐日大使を呼びつけ、報道陣を鍋させた前で、「無礼者!」と怒鳴りつけていた。河野太郎のお好きなパフォーマンスである。支持者には心地良いだろうが、客観的説得力など持てない。
河野太郎が一般社会で受け入れられているのは、自民党内での強硬な反原発主義者だったからである。今回の自民党総裁選出馬で、河野は反原発を封印した。政府の安全基準が容認すればいいというのである。原発悪を論理に矛盾する。
森友問題についても、立候補前に何度も会談を重ねた麻生太郎から指示であろう、再調査しないと封印したのである。とうとうと語っていた女系天皇容認も封印したさ。
河野太郎のパフォーマンスにも変心にも驚く人はほとんどいないだろう。これこそ河野太郎である。こんな男が党のトップになるとは、世も末である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカは9.11から暴力的報復しか選ばなかったが、20年経ちすべてが破たんした

2021-09-11 | イスラム
アメリカ同時多発テロから20年経った。あの日3時間の時差のあるロスアンゼルスでは、テレビはテロ行為の討論番組に切り替え放送した。「アメリカが侵略したことへの仕返しだ。過去の対外政策を見返すべきだ」という意見が大半だったと、当時朝日新聞ろロス支局長だった伊藤千尋氏は回想する。伊藤氏はアメリカの理性を見たと述べている。
その二日後アメリカは愛国心で一色にブッシュが変えた。アメリカは報復のみを選択した。
三日後、戦争する権限を大統領に一任する法律が通った。ブッシュは世界を、テロの側に立つか我々の場側に立つかの二つに分けた。日本はテロ特措法を通し、後方支援という形で恫喝するアメリカの側に下った。
アメリカは報復の論理をアフガニスタンとイラクにぶつけた。特にイラクについては、大量破壊兵器の存在を根拠にしたが、ブッシュは国連の制止を振り切って武力制圧した。
後日判明した実行犯19名中15名が、サウジアラビア人であったが何故か、アフガニスタンとイランに攻め入った。アルカイダが実行した確たる証拠もその後出てはいなあいし、サウジアラビア出身のオサマビン・ラディン命によることも確たる証拠は示されていない。
アフガニスタンでは武力でタリバンを追いやり政権を樹立はしたが、政情が安定したわけでもない。イラクではフセインを殺害したが、アメリカが軍隊を投入すればするほど、内乱や宗派対立が激しくなり、憎悪のカオスとなる。その後今日に至る、シリア内戦の元凶にもなっている。
20年経ちアメリカはイラクに続いてアフガニスタンを撤退した。20年間で膨大な戦力と220兆円の資金を投じたが、金のないタリバンはたった半年で首都カブールを落した。
6900人の兵士が戦死し、同時多発テロの死亡者数の倍を超えた。イラクとアフガニスタン国民の死者はこの10倍になる。アメリカ国民はベトナム戦争でも味わった、厭戦気分の中にある。何度味わえば済むのだろう。
この20年でアメリカは経済的には中国に猛追され、国内では格差社会がより一層進行する。そこで懲りないアメリカはより一層軍事力で中ロを圧倒するべく、宇宙へサイバー攻撃へと拡大する。
アメリカが去ったアフガニスタンは、経済は悪化しているが治安はずっと改善された。人権にかかわることや政治体制や産業について、不満はあっても彼らの治める国をどれほど外から注文付けられるかわからないが、少なくとも押し付けることはできないことを知らされた20年である。
9.11の時、なぜアメリカは攻撃されるのかを考えることこそが、いま求められているといえる。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍晋三が河野太郎に『国がメチャクチャになる』と言ったが、お前が言うか!!

2021-09-10 | 安倍晋三


詐病で政権を投げだした安倍晋三が、「河野太郎政権が誕生したら、『国がメチャクチャになる』」と不満を述べている。極右翼タカ一(高市)の女性候補を、支援するためであろう。
所で、『国がメチャクチャになる』?安倍晋三が言う?
嫁さんや腹心の友のために、制度を都合よく動かし恣意的に動かすと、そのために公文書を改竄するし隠ぺいする。もうそれで十分メチャメチャになっているのでないか。
慣例を破って、法律の素人を法律専門機関、内閣法制局の長官に据え置く恣意的な人事。その後の、90%の法律の専門家が憲法違反になるという法律、安保関連法(戦争法)をロクな審議もせず、虚構の事実を立ち並べて強行採決するなど、国会をメチャメチャにしているでないか。
国会答弁に嘘を言い続けて逃れるが、総理は誰にもお咎めされないし罪にもならない。証人で呼ばれると軽い嘘でも罪になるのに、安倍晋三はのうのうと生き延びる。春になると公費で選挙区民を呼び寄せおもてなしをして、虚偽報告と秘書の人身御供で乗り切る。もう国はメチャメチャでないか。
北方領土は追い金つけてロシアに献上する。まだ交渉の途中のように振舞う。何の見返りもなく世界各国に金をばら撒く。アメリカ一辺倒の日本の外交はメチャメチャで回復不能である。
復興の五輪を掲げて嘘をつき通して、誘致したオリンピック競技場建設も開催計画も嘘ばかりである。コロナ蔓延を理由に延長した一年を、その一桁多い中強引に開催するって、メチャメチャでないか。
河合案里に安倍晋三が独断で1.5億円配ったが、そのお金で買収しまくった。都合悪くなると黙ったままで、懸命に推薦した人物を悪者にしたてる。その金をどうしたかは不明のままである。岸田は広島の自民党すらまとめることができないが、安倍に流れたことは掴んでいるようである。公金を横領する公党などメチャメチャでないか。
これらすべて安倍晋三がやったことである。もう十分にこの国はメチャメチャになっている。河野太郎にそんな言葉を投げつけることができるのか、この男は。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍晋三を一回り右回転させた高市早苗という存在

2021-09-09 | 戦争
自民党総裁の泡沫候補からいきなり本命に飛び出た高市早苗である。安倍晋三が推薦した結果である。
安倍晋三推薦を強く意識した、まるで物まねのようないくつかの公約の政策を打ち出した。
経済政策は金融緩和、財政出動、成長戦略の3本柱で、貧困層を大量生産した「アベノミクス」を模した自称「サナエノミクス」を打ち出している。安倍晋三が8年かかって実現もしなかったインフレ率2%達成を掲げている。プライマリーバランスの黒字化目標の「停止」を主張したが、放漫財政で見せかけの経済政策を演出するのである。
注目はさすが極右翼の本領発揮である。国家を守るために、先制攻撃をすることを前提に、防衛政策を打ち出している。明らかな憲法違反である。
彼女は、反撃不能の攻撃力を持つことが国の安全になるというのである。人類は過去、多くの国が彼女の掲げる論理で軍事増強をやってきたが、相手国も同じ論理で軍事増強することを忘れた一方的な自己目的化した言い草に過ぎない。
軍事力が勝る国家がより平和であったためしがない。現実は軍事増強は新たな脅威を生み、軍事拡大は新たな紛争や戦争を生むことになるからである。軍事拡大は周辺国だけでなく世界の脅威となる。脅威は新たな不安と、更なる軍事拡大を生むことになる。歴史の教訓を愛国の鼓舞と脅威論を言い続けることで、国民から見えなくさせるのが、軍国主義者の常である。
高市早苗には要注意である。すでに防衛費をほぼ倍増させた安倍晋三の脅威を、加速させるからである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍外交の最大の失政は北方領土をロシアに事実上くれてやことである

2021-09-08 | 石破茂

安倍晋三と菅義偉の9年間の最大に失政は、北方領土の放棄である。安倍晋三はプーチン大統領と9年間で27回、年ほぼ3回の会談を重ねてきた。『我々の世代で良子問題を解決し、平和条約を結ぶ』という理念を掲げて会談を重ねてきた。
狡猾なプーチンの前に、安倍坊ちゃまはなすすべもない。日本の領土問題運動に適当にガス抜きをしながら、プーチンは全く譲ることなかった。譲ったのは安倍晋三である。
転帰いなったのは2016年の山口での会談である。会談内容もさることながら、日本にはプーチンを引き寄せる大きな道具があった。クリミヤ問題である。直接利害関係のない日本は、欧米と一緒になってロシア制裁に加わったのである。プーチンはこの会談の最後に、長々と領土問題について歴史的考察を加えながら語った。安倍のようにメモなど見ることなく。20分ほど語ったのであるが、歴史認識もロシアの立場も見事であった。官僚文しか読みあげることのできない安倍晋三との大きな違いを見せた。
マスコミはこぞって、返還のスケジュールを書き競っていた。プーチンは明確に、日米安保条約がある限り、もしくは米軍基地を日本内にある限り返還の条件は整わないと述べていた。
領土返還はこれで終わりである。直後にプーチンは憲法に、自国の領土は分割してはならないという条文を入れた。領土に関する交渉はこれ以降なくなることになる。報道は渋くこれにはをつむったままである。
阿部晋三も黙したままで、経済協力を掲げ3000億円もの追い金を渡している。ビザなし交流も終わり、軍事訓練までやっている。北方領土問題は終わった。実効支配などというレベルではない。経済交流というまやかし、ガス抜きを続けるが、敗北を認めないのは日本陸軍と同じである。
この9年間で地球を俯瞰した外交は、何一つとして成果が上がってはいない。成果があるとすれば、仮想敵国を随分作ったことくらいか。軍事費増高のために。戦争は外交の失敗と言われている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍晋三の行った犯罪行為を解明しない自民党総裁など意味がない

2021-09-07 | 石破茂

自民党総裁選に真っ先に手を上げた岸田文雄が、森友問題の解明に国民の納得いくまで解明すると言った発言を撤回した。麻生派と細田派の過半数を占める大派閥の門前に下る発言をした。根性のない浮薄な男である。
国会で虚偽発言で乗り切った桜を見る会にしても、加計学園の明らかに意図的な判断と不正な裏工作や、河井案里にプレゼントした1.5億円の行方など、安倍晋三が無罪放免になっている事件が数限りなくある。新総裁はそれらの解明と責任者のあぶりだすことが使命である。まともな公党なら、ましてや政権与党なら使命である。

今日も、統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、担当で副大臣であった衆院議員秋元司が実刑判決を受けた。自民党のお歴々は、「重く受け止めなければいけない」と述べている。選挙が近いからに他ならない。議員辞職もできない副大臣が議長として審議を打ち切って、IR法を通過させた。こんな法律、国民の7割が反対するリゾート法、この誘致に横浜市民はノーを突き付けているカジノ法は法律として効力を持つこと自体がおかしい。
野党は異口同音に議員辞職を要求している。
自民党は安倍晋三をはじめとして、議員が誰一人として責任を取らない体質を維持したままである。
見方を変えれば、河井案里などは安倍などの犠牲かもしれない。ジャブジャブ選挙に金使っても使いきれない。だったら県会議員や自治体の議員に金ばら撒いた方が手っ取り早い。彼らなら口は堅いと思ったのであろう。札束をポケットにねじ込んで歩いた。ろう。
自浄能力など、今回の岸田の発言を見ればわかる。平気で豹変する河野太郎などは、恫喝でいつでも主義主張などどこかに吹っ飛ぶ。
まともな総裁候補などいない。コロナ終息発言を麻生太郎がしたが、まともな幹部もいないのだから、こんな程度であろうか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この9年で自民党は傲慢で説明しない無責任な政党になっている

2021-09-06 | 安倍晋三

桜を見る会の前夜祭だけに限っても、安倍晋三は120回も嘘の答弁をしていた。これを誰も咎めない。野党やマスコミの声も遠吠の小さなものでしかなく、なぜかしら大きくならない。
これはある意味まだましである。嘘であっても安倍晋三は説明したからである。許せないことではあるが、本来あってはならない成果の姿勢であるが、ほとんど不都合なことは説明すらしてこなかった。この9年間は説明してこなかった政治といえる。下っ端がやるならまだしも、トップとその取り巻いが、説明をしないし責任も取らない。取り巻きとは政治家ばかりではない。
自らがポストを与えた官僚が、過度な忖度で勇み足をしたとしても、忖度を理解した政権トップは一旦はどこかに置くが、必ず栄転させている。
つまり不都合を起こし、あるいは犯罪行為を重ねたとしても、誰一人として責任をとることがないのである。しかもこの中には司法も入ってる。森友学園問題で捜査した地検の検事はご栄転している。加計学園も同様にもみ消した人物も裏工作を指示人物もあまねくご栄転に至っている。
安倍晋三が河井案里に1・5億円支援を直接指示した金は何処行った。広島銀行に現金を受け取りに来たのは、安倍晋三事務所の職員であったこと、その後の金の流れは不明のままでる。寄って集って腐ってゆく組織。
忖度によって、政治家も官僚も理念を投げ捨て、自公政権のためなら何でもやる。国家の中枢がこうであるから、あらゆる組織がこれに倣う。
安倍晋三のような無知で、菅義偉のような無能で、麻生のような無教養で、二階俊博のように傲慢で人間に政権忖度者はすり寄る。
自民党の総裁選挙は、世論マスコミを取り込んだ政権維持のため、悪政を覆い隠すためのセレモニーのように見えてならない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍・菅の残滓を処理する能力がこの政党にあるだろうか

2021-09-05 | 民主主義

現在の自民党の抱える閉塞感のすべては、安倍晋三がばら撒いたものである。桜を見る会前夜祭だけでも120回も虚言答弁を国会でやって逃れているが、お咎めなしである。その桜を見る会前夜祭では、明らかに公職選挙法違反が行われていたにもかかわらず、お咎めなしである。森友学園、加計学園問題でも歴然とした犯罪行為が行われていたにもかかわらず、お咎めなしである。国家権力の頂点にいる人物が犯す犯罪が容認されたまま、継承された菅義偉であった。
菅義偉が心置きなく相談できた人物が、息子年齢の小泉進次郎だけだったとは驚きである。その小泉は記者会見で涙を見せるとは、自民党内には人材が枯渇しているという証である。安倍麻生に見限られた菅には、なげ出ししか残っていなかった。
菅がやっとメモなしで会見できたのは、退陣表明だったとはいかに低質の人物であったことかと思われる。その理由も、コロナ対策に専任(専念の間違いか)するのが理由だという、意味不明の無責任な理由である。
安倍晋三を踏襲する菅義偉の政権投げ出しである。今回は詐病ではなく能力不足による投げ出しである。それもいいだろう。自民党らしい。

自民党が票を集めるのは、権力つまり予算を握っているから、つまり国の金を恣意的に使えるから国民にすり寄らせるのである。国会議員にはポストをちらつかせ、官僚には人事権で恫喝することで従わせる。
金と人事権による恐怖で政治を動かす劣化した自民党は、政策論議や論証もしなければ、政治家に胆力も言葉すら失わせている。
安倍のような無知で、菅のような無能で、麻生のような無教養で、二階のように傲慢な人間にすり寄る、未経験で未熟なチルドレンたちは従順になるばかりである。この政党の総裁選挙は、政権維持のためのセレモニーのように見えてならない。
自浄能力がこの政党にあるか大いに疑問であるし、国会にもあるとは思えない。劣化する日本をさらに加速するのかブレーキをかけるか転換点にあると思われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

共生社会の実現を訴えた経済学者内橋克人さんが亡くなられた

2021-09-04 | 格差社会
経済評論家の内橋克人さんが亡くなられた。経済学を研究室から外に出して、圧倒的多数の弱者のための、経済を訴え活動されていた。
不安を煽り競争社会へと人々を引きずり出す社会に警鐘を鳴らし、地方の重要性を循環という視点から重要性を訴えていた。菜の花革命と呼び、循環共生社会の実現を試みている。
地域内で食料(Food)と電力(Energy)と福祉(Care)で行うべきと、頭文字をとってフェック(Fec)活動を訴えられていた。地方を重視して循環社会の道や方策を模索されていた。
何より小泉純一郎の時代、竹中平蔵による新自由主義思想による、効率を求めることへの警鐘は手厳しいものがあった。内橋さんの指摘通りの格差社会が厳然と現在存在している。
内橋さんは幼少時空襲の度に、町内の防空壕に避難していた。幼い内橋さんのために設けられた定位置が、防空壕内にあった。ある日の空襲で逃げ込めなかった時、爆弾が防空壕を直撃しあ。内橋さんの定位置を爆弾は直撃しその人だけが死亡した。私の全ての原点はここですと、おっしゃられていた。温厚な口調で手厳しい理論を展開する姿を思い出す。
内橋克人さんのご冥福をお祈りする。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅が立候補取りやめたが、それもいいだろう

2021-09-03 | 石破茂

身の丈を越えた役職を受けた菅義偉であるが、八方塞になり身動きが取れず、自民党総裁選への立候補を取りやめた。延期されたオリ・パラにコロナ禍で菅は能力、体力を越えた課題に耐えきれなかったのである。
本来ならそんな大きな課題などは政治家冥利に尽きるのであるが、乗り越えるどころか、全く抗し切ることができなかった。同情する声も聞こえるが、同情するなら国民に対してするべきである。
この難題が目の間に降って湧いたので、そうしたことに目ざとい安倍晋三は恐れを感じ詐病で身を引いたのである。
宏池会の基本理念である護憲をすててまで、安倍晋三に寄り添った岸田文雄であるが、核兵器禁止条約批准にも反対したことには驚かされた。広島出身代議士として恥ずかしくはないのか。菅義偉がひいて岸田が急に浮上してきたが、史上最悪の安倍晋三と菅義偉の後では、誰がなっても多少は目につくであろう。
岸田が政権を吊るなら、河井案里の1.5億円に問題と、森友学園問題や加計学園問題に桜を見る会に取り組むかも見極めたい。このまま安倍晋三を無罪放免してはならない。
失政続きの菅義偉がひいたことで、最も困るのが野党である。特に外れたコメントを繰り返す枝野幸男は、最も影響を受けることになる。
自民党の権力抗争の総裁選を評価はしないが、党としての熱量は感じるところである。野党とりわけ立憲民主党に、政権奪取の熱量を感じられないのが残念でならない。
野党は菅の失政をつくことができなくなった。中身はともかく、日本人は新政権に弱い。直後の総選挙は思ったより自民は善戦することになる。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優柔不断の男の真骨頂、迷走のまま選挙戦へか

2021-09-02 | 石破茂

しかしまぁ~、優柔不断を絵にかいたような男、菅義偉である。こんな男が政治家になると自体が間違っている。一般社会でも管理職など無理だろう。
下には恫喝、上には忖度ごますり、裏工作で地位を築き上げてきた男である。国会など開催して論議されたらたまらん。菅の肌に合わない。
自分がトップに立って決断しなければならない時に、後手後手に打ってきて、それでいて悉く裏目裏目になっている。
総裁選に立候補する前に対立候補の政策を平気でパクる。党内選挙の前に人事で人を吊りげ候補予定者を潰す。Go-To然り、コロナ対策の全てが然り、アフガン邦人救出作戦然り、何でもが後手後手である。
今回も自己保全のため総選挙前、9月解散を一夜にしてひっくり返した。というより、ひっくり返された。コロナ最優先という謳い文句が虚であることがバレてしまうというご忠告が、どっからかあったようである。どうも茶坊主のような中身のない発言を繰り返す、小泉進次郎との会談を重ねている。余程人材が周りにいないのか。
それでも総裁選挙前に党三役人事をいじるようである。本来なら選挙後に新総裁がやるべきことである。振り上げた拳を何が何でも下したいだけなのか。対立候補の岸田が、自分が総裁になったら新三役を見直すと発言した。これで党員の多くはビビったのかなり手がいない。
二階はなぜか降りた。この5年間で37億円もの金が振り込まれているとの説もあるが、河井案里の1.5億円は誰が決めたかも金も行方不明のままである。二階の逆襲はあるだろう。
菅は憲法に期限が明記されていないことをいいことに、苦手な国会開会もやらないまま総裁選へそして総選挙へと突入するのか。それもいい。不人気の菅では選挙もままならない。自民党の敗北、過半数割れが起きるだろう。
その前に菅の総裁選の敗北もあるが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

邦人救出の計画だったという後手後手の菅義偉は1名しか救出できない

2021-09-01 | 石破茂
アフガニスタンからアメリカ兵がいなくなった。アメリカには無人偵察機や、ドローンがある。俄かに戦火が消えるとは思えない。
バイデンはアメリカはアフガニスタンに国作りや民主化は目的ではなかったと述べたのである。自国を守らない国を支援はしないとも述べて、予定通り昨日アメリカ兵を撤退を終わらせた。
権力を握ったタリバンは、かつてのような暴力的ではないものの、脅威であることは変わりはない。バイデンの見込み違いは、タリバンが予測をmったく越える勢いで首都を制圧したことにもある。わづか4k月で鮮度を制圧した。
アメリカを支援して来た各国は、自己民を含め協力者など関係者の出国をやっている。いかにタリバンの全土制圧が速かったといっても、何か月もの余裕はあったはずである。邦人救出が目的とした日本は、たった1名出国させたに過ぎない。同様に間隔韓国は400名の出国を果たしている。
タリバンのカブール制圧が、8月15日である。自衛隊機が着いたのは26日であった。ISのテロなどがあったりし、空港に法人は来られない。菅義偉お得意の後手後手ミッションりである。他の国は協力者は留学生まで出国させているのに、邦人に限定した出遅れ作戦では1名救出がせいぜいであろうが。
政府は500人としているが、日本への協力者はNGOに留学生などを併せるとかなりの人数になるという。空港で待機するだけのミッションでいいのか。
アフガニスタンと国交を断つのではないだろう。そうした展望の元に計画は進んでいるのか。これほどショボイ政権に何が出来るかわからないが、平和憲法のせいにするなどあってはならない、笑止である。
権力抗争に熱心の余り、後手に回る外交である。
身近な報道ではアメリカは持ち出せなかった兵器を破壊したとされている。現地の報道では、アメリカが残した兵器はそれなりに使用可能なようである。舌の絵はタリバンがカブール空港に残された英軍機内で遊ぶタリバンである。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港