そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

質問に立ちすくむバイデンと誇大妄想で虚言癖のトランプ二人でほぼ160才の老害討論に意味はない

2024-06-28 | アメリカ

11月のアメリカ大統領選に向けた、観客なしでマイクの音声は時間設定され発言者しか声が出ない、しかも有力候補ではあるがまだ決もしていない、民主党候補になりそうな81歳のバイデン現大統領と、共和党の候補になるであろう78歳のトランプ前大統領が、6月にCNNの討論を行った。
AP通信は「バイデン氏は言い間違いが目立ち、トランプ氏はこれにウソで対抗した」と報道している。
失言や判断間違いや記憶間違いに加えて、今回は集中力のなさが目だったバイデンである。トランプは相も変わらず大風呂敷と虚言の連発である。観客のいない会場設定が良かったのか、今回は持ち時間を越えて話すことが許されなかったことで、それも多少は抑えられた。
史上最低と言われた4年前の2020年討論会は非難の応酬であったが、それを教訓とした今回のCNNの討論会であった。しかし、今回はお互いの顔すら見ることもなく、政策の論争でもなされに消え失せている。
民主党議員から、質問に答えられずしばしば声を詰まらせ立ちすくむバイデンが痛々しく、失望が広がった。バイデン下ろしが始まる可能性さえある。
トランプは相変わらず誇張と虚偽の連発で、討論後の検証では30回以上もあった。
視聴率が33%を上回ったが、67%がトランプが大統領選挙で勝利するのではないか思った。この討論会を見る限りトランプに有利に作用したように見える。
然し立ちすくむバイデンは即日的に不利に作用するが、30回以上も嘘をついていたトランプは検証しなければ解らなかったので、ことはそれ程単純ではない。
この討論会で、大きな打撃を受けたのは、討論にしばしば立ちすくみ誤った発言を繰り返したバイデンを目の当たりに見た、民主党支持者であろう。番組に出席した専門家からは、民主党は今からでも大統領候補を代えるべきだとい発言すら飛び出している。
前回完全敗北した女性問題に関する、裁判の行方もトランプには今後大きくのしかかって来ることもあるだろう。二人合わせて159歳の討論で世界最大の国家の形を決めなければならないほど、アメリカは衰退しているといえる。

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バイデン民主党陣営の筆頭格のCNNの主催 (宗純)
2024-06-30 13:39:12
何とも摩訶不思議なアメリカ大統領候補討論会で、両方共に全国大会前で正式な大統領候補ですらないフライング。
そもそも超党派で大統領選挙候補者による討論会は、大統領討論委員会(CPD)が主催してきた。CPDは今回の大統領選挙においても、大統領候補者による1回目の討論会を9月16日にテキサス州で、2回目を10月1日にバージニア州で、3回目を10月9日にユタ州で、副大統領候補者による討論会を9月25日にペンシルベニア州で行うと、去年末の2023年11月に発表していた。
ところが、これを拒否したのがバイデン陣営で、討論会を開きたいトランプが全面的に譲歩した結果が、トランプバッシングのCNNのキャスターが司会する討論会だったんのです。そもそも、バイデンは党内予備選でも討論会を拒否したので有力ケネディ候補が無所属で出馬した。本来ケネディjrを含む有力3候補で討論会を開くべきだが、断固拒否したのがバイデン

今回記事タイトルの「誇大妄想で虚言癖のトランプ」とは繰り返し繰り返し耳に胼胝ができるほど大宣伝されたCNNなど極悪戦争屋リベラルメディアの主張
同じく、「トランプは相も変わらず大風呂敷と虚言の連発」とか「トランプ氏はこれにウソで対抗した」とか「30回以上も嘘をついていたトランプ」とは汚いトランプバッシングの類。真偽不明のプロパガンダ

「前回完全敗北した女性問題に関する、裁判の行方」の方はもっと悪くて、実は民主党側の警察や検事や裁判官など司法機関を使った政治的な訴追なのですから無茶苦茶。これではミャンマー以下の民主主義の腐敗堕落である。実は有権者の方も良く分かっていて、マフィア対策であろう組織犯罪処罰法(RIKO法)共謀罪や司法取引でトランプを訴追すればするほどトランプ支持率が上がっていた。逆効果なのです。
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