そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

小池百合子の無責任な猿芝居、築地と豊洲のドタバタ劇は終わらない

2019-03-14 | 安倍晋三

やっぱりというか当然の結果である。豊洲市場に舞う粉塵が黒く検査の結果上記のような内容だったと、日刊ゲンダイが報じている
小池百合子は選挙では得票目当てに、不人気な築地市場の豊洲移転を否定的なそれも曖昧な発言をするにとどめた。しかし、だれの耳にも豊洲にはいかないような言い回しであった。
工事の始まっていた、豊洲市場の地価は図面とは異なるがらんどうであった。豊洲市場の前のは東京ガスの工場があったところである。その前身は陸軍の毒ガス工場だったともいわれている。多くの毒性の物質が絶え間なく検出されるのである。
2017年6月にほとぼりが冷めたころを狙って小池百合子は、「築地は守る、豊洲は生かす」と記者会見をした。豊洲は機能を強化して「総合物流拠点」とし、築地は「5年をめどに食のテーマパーク機能を持つ一大拠点に再開発する」と説明したのである。
築地に未練を持つ業者もお客さんたちも、食のテーマパークとして残るのならと、築地の女将さんたちは涙を流し留飲を下げたのである。基本は豊洲に移るということではあったが、築地には国際会議場作るという、築地のテーマパークの話はどこかに行ってしまった。
築地を売却しなければ豊洲は生かすことはできない。それを守っては豊洲の運営は成り立たない。それに気が付いたのかも知れないが、都民には嘘をついていたことになる。
石原慎太郎が、東京銀行の破たんに目をつってもらうために、東京ガスの跡地を買う羽目になった。食料を扱うには極めて不向きな工場跡地、それも毒性物質がどのように扱われていたかも判然としていない土地である。都民のことなど考えているわけではない。政治家と企業が互いの利益のために決まったところである。
そこに、当然とも思える豊洲市場の高濃度の毒性物質の確認である。豊洲というところで人の口に入るものなど扱ってはならないのである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 働き盛りの貯蓄ゼロの増加 | トップ | キューバからベネズエラそし... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

安倍晋三」カテゴリの最新記事