そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

辻元と田村の女性の質問は秀逸で、安倍晋三は答えることもできない

2020-12-25 | 安倍晋三

石破茂は今日(25日)、安倍晋三の後援会が「桜を見る会」前夜に主催した夕食会の費用を補填していた問題で、「嘘答弁を繰り返して費やした時間は何だったのか。社会保障や財政、新型コロナウイルスを議論した方が国家、国民のためだったという残念な思いだ」と述べた。自民党が健全な政党ならば、こうした意見がぞろぞろ出てくるべきである。

安倍晋三は昨日の時間制限の出来レースの記者会見通り、本日の衆参議院運営会で追い詰められたが、責任を感じている年ながらも辞職しないという姿勢を変えることがなかった。そもそも追い詰められているということが全く解っていない。
自民党と公明党と維新の会は、安倍晋三様を持ち上げる事しかしなかった。これに追随したのが国民民主党である。これ等の党に質問時間を与えることが間違っている。
辻元清美の質問は、安倍の弱点を見抜いた中で展開された。帳簿など見たことがないであろう安倍は質問の意味も解っていない。辻元が検察の指摘で収支報告書をに細かい数字が出てきたのであるから、その根拠を求めた。もごもご時間潰しの言葉を言っていたようであるが、参加者の負担と安倍事務所の、破棄したと言っていた負担額を示す領収書があるはずだから示せ。ないというならこの検察に示した金額の根拠を示せと迫ったが、その意味を安倍は理解できなかった。
業を煮やした辻元は、この根拠となった帳簿、裏帳簿というのがあるはずと言った、がその言葉に強く反応した安倍はそんなのないと言って逃げた。
時間制限の中、田村智子の「不足分のお金は結局あなたのポケットマネーから出ているのか」と問いただし、安倍晋三は「後援会が支出するのが正しい」と述べ、安倍氏の私的な費用を払っている事務所の共有資金に、後援会から資金を戻すと言った。田村は「これは地元有権者への利益供与である。総理の地位を使って桜を見る会の参加を募り、格安の宴会でおもてなしをした。こちらの方の事実も明らかにしなければならない」と強調した。

委員会後に「知りうる限りのことは全てお話をさせていただいたと思います。説明責任を果たすことができ」と安倍晋三は述べている。こんないい加減な答弁を政界復帰のセレモニーにしたのである。何も謝罪していない。
それにしても自民党は汚い。この後ガースーが記者会見して安倍の虚言問題はすっ飛んだし、そもそも民法のニュース番組の多くが年内やらない時期を狙った、安倍の記者会見である。汚い。


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