アニメ監督の宮崎駿が参議院選挙を前に、「安倍首相は考えの足りない人間、慰安婦問題は謝罪して賠償すべき」と発言した。慰安婦が必要だたとする発言を撤回しない、維新の会の橋下徹の歴史観を強く非難したものである。
同時に、戦後日本の平和主義を支えてきた現行憲法を改正し、自衛隊を国防軍に変え、「武力行使・戦力保有・交戦権の禁止」という安全装置を解除しようとする安倍晋三首相を批判した。
96条の改定についても、やってはならないことであって、一種のサギのようなものである。戦後日本の平和主義を支えてきた現行憲法を改正し、自衛隊を国防軍に変え、「武力行使・戦力保有・交戦権の禁止」という安全装置を解除しようとする、安倍晋三首相の政治姿勢を強く批判した。
新作の「風立ちぬ」で、零戦製造の矛盾の悩む製造者の新作アニメを前にしての発言である。
こうした発言をまとめ、スタジオジブリは憲法改正を特集したパンフレットを配布した。改憲のの危険性を知らせる必要があるという判断から行なったということである。
宮崎駿氏の発言は、若者に大きく影響を与えるものだど思われる。政治に無関心の若者たちが大半を占めるこの国にあって、彼の発言は小さくはないと思われる。政府はもちろん、マスコミがこの発言を黙殺する姿勢が、どうも容認できない。
奴隷制度はダメと言っているのではありません。奴隷的拘束があってはならないという意味です。
奴隷的な拘束は、結構あって犯罪を起こしています。リンカーンとは全く関係ないことです。
条文をよく読んでいただきたい。
明治以降も間引き、身売り、唐行きさん、売春婦等は史実としてありまた。世界では、権力闘争で(日本の義務教育年齢の子供が)殺人や自爆を正義として強要されたり、低賃金で強制労働を強いられています。私たちが外国の低価格の商品を購入しますが、強制労働や搾取されている若年層が背後にいる場合が多いことはご存じでしょうか。
現在の日本にもその構造はあります。非正規社員や広島呉事件が象徴するように、社会の基本構造は大きく歪んできました。家庭生活は崩壊、多くの人間は孤立化しはじめています。生きる価値観を金(カネ)を唯一の目標にする亡者が増加している気がします。
ちなみにベトナム戦争参戦を拒否した米国人にから英会話を習いました。最初に苦労して暗記させられたのがゲチスバーグの演説と共産党宣言でした。
給食で、「いただきます」「ごちそうさま」という挨拶はいらないというアメリカ帰りのエリートから抗議されたことがありました。理由を聞くと金を払って頂戴することはないでしょうと言った。「(命を、生産者の苦労を)いただく」と言う意味ですと説明し納得してもらいました。TPPが認められると、食事の挨拶すら神への感謝に捧げろと言われそうで許せません。
アベノミクスも良いでしょう、日本農業の優位性も良いでしょう。お坊ちゃま阿倍政権は、みんなが優等生になれる可能性があると鼓舞しているが、国民がどこまで耐えられるだろうか。