そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

辺野古はどうなる

2015-03-21 | トランプ
沖縄の辺野古がおかしくなっている。県民に丁寧に説明すると言い続けてきた安倍政権が、粛々と新基地建設に向けて動いている。圧倒的な県民の反対の中、様々なトラブルを起こしている。
米軍新基地建設に向け沖縄防衛局が海底に設置したコンクリートブロックについて、県が2月26日に臨時制限区域外で行った調査の結果、1カ所については「岩礁破砕そのもの」という印象があると翁長知事は述べている。

「止めよう辺野古新基地建設実行委員会」が、瀬嵩の浜で今日(21日)ボーリング再開後初めての、埋め立て反対集会が行われ、3600人参加した。埋め立て反対集会は4度目である。
参加者は特定の政治団体主催のものではなく、ごく一般の沖縄県民の集会である。「沖縄の声を聞こうとしない政府には怒りしかない。孫に基地を残したくない」というような、一般県民の感覚が主体である。
そもそも、翁長知事は自民党員であったし、彼は日米安保支持者である。米軍基地の必要性を認めている。基地の沖縄重負担に反対しているだけである。安倍政権の代弁新聞の産経や読売新聞が、翁長知事に自粛を促すのは的外れである。しかも、これらの新聞は政府と同様に、普天間基地の移転を前面に出す。普天間基地の危険性と、巨大な新基地の建設を代替え的に扱うのは間違っている。
沖縄県民の反対は「新」基地の建設である。それには、日米安保容認者もいるし反対者もいるし、環境保護を最も重視する人もいる。いずれもが世界最強のアメリカ軍の巨大な空港と軍港を併せ持つ、「新」基地建設を日本が作ってあげることに反対しているのである。
「粛々埋め立てし建設する」と何時までも言い続けるのは、反対者を取り込めないばかりか増やすことになる、無策で間抜けな対応力のない政府の方針と言える。

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1 コメント

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Unknown (タンケ)
2015-03-22 08:26:52
既に決定している沖縄の民意を踏みにじり平気で違法と強権行為を続けるアベシンゾーが許されてもよいのだろうか。一体、このやり放題デタラメ御仁を止める方法はないのか。アベシンゾーを何とかして止めねば、日本庶民の人生はさらに無茶苦茶にされてしまうのではなかろうか。
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