そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

トランプが敗北しない可能性、混乱と威圧で勝利宣言をするのか

2020-11-02 | トランプ

アメリカ大統領選挙が二日後に行われる。バイデンの支持率がどの事前調査でも優性であり、バイデンの勝利がほぼ間違いないところであるが、トランプはこの男の性格から推して敗北を認めることがないだろう。アメリカ大統領選挙は異常である。どんちゃん騒ぎの中身のない支持者への無条件支持の競い合いのようにさえ思える。
トランプは、「選挙は11月3日に終わる」、「選挙が終わると大量の弁護士を用意している」と述べている。これはトランプにとって不利と言われる、5900万人と言われる郵便投票を認めようとしない方針を表明したといえる。あの手この手で違法性と無効を出しそうである。
11月3日の朱里宣言には大きなハードルがある。当日開票で民主党が圧勝した場合、トランプが勝利宣言には無理があると思った時である。そのために民主党側は共和党の牙城の州にバイデンを何度も送り付けている。
共和党陣営はトランプが煽ったこともあって、「ミシリア」と呼ばれる警備団と自称する人たちが銃などで武装して選挙活動を支援したり、バイデン支持者を威圧活動をしている。黒人地域の投票所を共和党の州知事が閉鎖したり、バイデンのバスを取り囲んで妨害したりとやりたい放題である。トランプは守ってやったと言っている。選挙当日は共和党の自警団が開票場を威圧する行動に出るようである。
首都圏など大都市では、選挙後の暴動への不安から店舗や住宅などを防御工作などをしている。およそ民主国家と言えない、アメリカの最高権力者の選挙である。
共和党の敗北は間違いないところであるが、それを混乱と暴力による恫喝で乗り切ろうと企むトランプは哀れといえる。

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